☆☆☆ 健康情報 ☆☆☆






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   かかと落とし体操,  ロコモティブシンドローム(運動器症候群),  老化スイッチ,  不老長寿の薬,  血管について


   コレステロール値をさげる,  幸せホルモン(セロトニン),  老化の原因 活性酸素,  筋肉について,  免疫について


   アルミニウムについて,  からだのゆがみ,  健康寿命,  骨芽細胞,  動脈硬化,  骨粗鬆症,  認知症,  高血圧


   アディポネクチン,  内臓脂肪,  第二の心臓,  心不全パンデミック,  ゴースト血管,  耳石,  代謝異常について


   循環機能低下について,  免疫力アップ食材について,  シアル酸について








鎌田式かかと落とし体操の効用  *** インターネットより参照 ***

元々、かかと落としは骨粗しょう症の予防にいいといわれてきた
 かかとをストンと落としたときの刺激が骨を再生する 骨芽細胞 に刺激を与え、強い骨をつくり骨密度を改善してくれる


● そんなかかと落としだが、 骨粗しょう症 予防以外にも、血糖値が下がるという嬉しい効果がわかった。

骨芽細胞が刺激されると、オステオカルシンという骨ホルモンが分泌され膵臓に働いて血糖値を下げるというしくみ

● 血糖値を下げるということはとても大事なポイントである。まずは、糖尿病の予防や改善になる。
 それだけではない。血糖値を適正に下げることは、慢性炎症を起こしにくくするというメリットがある。
● 慢性炎症とは、老化にかかわる病気の基盤にある状態のこと。
  動脈硬化 も、 認知症 も、細胞のがん化も、慢性炎症が引き金になるといわれている。

コロンビア大学のジェラール・カーセンティー教授はオステオカルシンは 健康寿命 を伸ばすと言っているが血糖値をコントロールして、
 いかに慢性炎症を低く抑えるかが健康寿命を伸ばすポイントになるといえるだろう。

● さらに、オステオカルシンは、 アディポネクチン という物質を分泌することがわかってきた。
 アディポネクチンの分泌が増えれば、メタボを予防、改善し、 高血圧 や糖尿病、動脈硬化などの改善にもつながる。
内臓脂肪 が増えると、アディポネクチンの分泌が減るので、メタボが気になる読者はぜひ、かかと落としをやってみてほしい。
● かかと落としは、ふくらはぎの筋肉を動かすが、これにもいい効果が期待できる。
 下肢の筋肉は「第二の心臓」といわれるように、足の血流を心臓に戻すのを助けている。
 そのためふくらはぎの筋肉を動かすと心不全の予防にもなる。

高齢化に伴い、心不全の患者が爆発的に増加する、いわゆる「心不全パンデミック」が予測されているが、一人ひとりが予防を心がけることはとても大切

● ふくらはぎの筋肉を動かすと、末梢血管の循環もよくなる。末梢血管の循環が悪いと、毛細血管に血液が流れなくなる ゴースト血管現象 が起きてしまう。
  ゴースト血管は骨粗しょう症のリスクを高め、脳で起これば認知症のリスクも高めてしまう。
  かかと落としはこのゴースト血管現象を解消してくれる可能性がある。

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NASAが大注目!「老化スイッチ」

・ 実は宇宙では地上の10倍老化が進むと言われています。
・ 宇宙に半年いると筋力は半分になり骨密度の低下は老人の1年分の変化がわずか1カ月間で起こってしまいます。
・ そのほかにも認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、循環機能の低下などなど・・・
  様々な悪影響が起こることが知られています。

● その理由は、まだ分かっていない部分もありますが、最大の原因は「無重力」にあります。
  しかも無重力状態では運動をしていてもこれらの異常が起こってしまうのです。
  一体なぜなのか。実はその犯人は「耳」にありました。
  耳の中の内耳という場所にある“耳石”という器官が影響していたのです。
● 耳石はいわば「重力を感知する装置」
  体が傾くと耳石が重力に引っ張られることでその信号が脳に送られて体の傾きを知ることができる、という仕組みです。
  この耳石こそが体の老化のスピードを左右する原因の1つであることが最近の研究でわかってきました。
● 実は近年、長い時間「座り続ける」という生活習慣が、無重力と同じような悪影響を体に及ぼすということが判明しました。
  なんと、1時間座り続けると22分寿命が縮むという研究結果もあります。
  ほかにも、がんのリスクが上がったり、骨密度の低下、代謝異常、認知機能の低下、循環機能の低下・・・などなど、
  様々な悪影響があることが明らかになってきました。
  まさに無重力と一緒です。いったいなぜこのようなことが起こるのでしょうか。
● 実はこれも耳石に大きな原因があると考えられています。無重力状態では、耳石は浮かんだような状態で動きません。
  一方、座り続けているときも耳石はあまり動きません。実はこの「耳石が活発に動かないこと」が大問題なのです。

 耳石は全身の筋肉や自律神経(内臓や血管をコントロール)とつながっています。
 そのため、耳石が活発に働くと筋肉の活動がよくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化します。
 さらにコレステロールや糖の代謝もよくなります。

● 一方、耳石があまり動かないと・・・全身の筋肉や自律神経の働きもおとえろえ、筋力の低下や循環機能低下代謝の異常など様々な悪影響が起こると
 考えられています。
● NASAの研究によってわかった若返りの秘策
  それは“30分に1度立ち上がる”だけ。実は「立ちあがる」という動作は、頭が前後左右上下に動くため、耳石を効率的に動かすことができるのです。
● 座っている時間が長い方は、ぜひ30分に1度は中断して立ちあがってみてください!

※体が不自由な方など、立つのが難しい場合は、頭を左右に振るだけでも耳石を動かすことにつながります。

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不老長寿の薬について  *** たけしの家庭の医学より ***

細胞のアンテナを伸ばす免疫力アップ食材のツバメの巣

・ タイ・パクパナンは、ツバメの巣の一大産地
・ 日本のツバメは土や草などに唾液を混ぜて巣を作るがアナツバメは唾液だけで巣を作る。
・ もともとは海沿いの崖や洞窟に巣を作るため巣を採取するのも大変だったが、現在では街中の建物を洞窟に見立てて設計
・ アナツバメを呼び込んで巣作りをさせている。巣作りは最大で年に3回。現在でもツバメの巣は貴重な食材となっている。
・ ツバメの巣は、スープやデザートとして食べられている。

● スタジオで、ツバメの巣のスープを試食。ビートたけしはツバメの巣について「寄せ鍋やった後の最後のモヤシみたい」とコメント
  中山秀征は「食感はフカヒレみたい」などと話した。
● 中国では漢方食材として知られており、楊貴妃や西太后も好んで食したと言われている。
● ツバメの巣はアナツバメの唾液だけでできている。
● ツバメの巣の主要成分は「シアル酸」で、シアル酸は人の唾液にも微量含まれているがツバメの巣の数百〜数千分の1程度だという。
● 相良先生によると、どの食材にシアル酸が多いかはよく分かっていないという。

シアル酸を豊富に含んだ身近な食材を番組独自で調査
● まず、なぜアナツバメの唾液にシアル酸が最も多く含まれているのか、理由を探った。
● 向かったのは「那須どうぶつ王国」。約40年間で100種類以上の鳥類を飼育し、日本動物園水族館協会でも活動している園長の佐藤哲也さんに話を聞いた。
● 佐藤さんによると、鳥の中には唾液にシアル酸が含まれているものがいるという。
● 案内してくれたのは、ペンギンを飼育するブロック
  ペンギンはヒナに口移しでエサを与える際、唾液と一緒に免疫物質を授けている可能性がある。

● ツバメの巣は、中国で昔から健康増進や不老長寿の薬として扱われていた。
  相良先生によると、ツバメの巣に含まれているシアル酸が、糖鎖を伸ばし免疫力をアップさせるという。
  シアル酸とは、細胞のアンテナを構成する糖の一種で、アンテナの先端で様々な情報を受信する。
  シアル酸は加齢と共に減少するためアンテナが短縮し、免疫力が落ちるという。
  しかしツバメの巣を摂取すると、シアル酸が細胞のアンテナまで到着し、短くなった先端に接着して免疫力が上がると考えられている。

● シアル酸が含まれているのは、鳥類の唾液だけではない。佐藤さんによると、哺乳類も胎盤や母乳などからシアル酸を含む免疫物質を獲得している。
  そのため、唾液だけでなく、ミルクや卵など、親から子供へ自然に与えている栄養源の中に、シアル酸が豊富な食材がある可能性がある。

 シアル酸が豊富に含まれている可能性がある12品の食品を用意
  シアル酸研究の専門家である京都大学の竹松弘先生の協力でシアル酸の量を徹底分析した。
  竹松先生も、シアル酸が豊富に含まれている食材の調査はしたことがないという。
  調査の結果ツバメの巣のスープに匹敵する量のシアル酸を含んだ食材を発見した。

● ツバメの巣のスープ1杯に含まれているシアル酸の量は、200mg。
● ツバメの巣のスープに匹敵するシアル酸ベスト3食材、第3位は「たらこ1腹」180mgのシアル酸が含まれていた。第2位は「鶏卵4個」で
 227mgのシアル酸が含まれている。
● 第1位は「子持ちシシャモ2尾」197mgのシアル酸が含まれている。
● 竹松先生によると、シアル酸は糖鎖の端に付き外敵から身を守るアンテナの役割を果たしており、卵は母体の外で育つため外敵に障害されやすく、
 アンテナとなるシアル酸を張り巡らせている可能性があるという。

鶏卵の黄身と白みを繋ぐ白いモヤモヤしたもの(カラザ)には「シアル酸」が多く含まれている。

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幸せホルモンについて

 最近では、セロトニンを「幸せホルモン」と呼ばれテレビなどでも取り上げられるようになりました。
 セロトニンは、心のバランスを整える作用のある伝達物質です。
 そのためセロトニンを増やすことで精神的な安定が得られると言われています。

● 自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
 交感神経は主に活動している時に働く神経で、副交感神経は寝ている時に働きリラックス効果をもたらします。
● セロトニンはこの2種類の神経を調節する働きを活性化させることにより心のバランスを整えます。
● セロトニンは自然界の動植物に一般的に含まれる物質で、人体中には約10mgが存在しています。
● つい最近まで、セロトニンは脳で生成される{脳内ホルモン}とされてきましたが、世界的な研究の結果、90%は小腸の粘膜に、8%は血小板に、
 残りの2%が脳内の神経に存在していることがわかりました。
● セロトニンには、脳の大脳皮質という部分に働き、起きている時にスッキリした意識にさせる・朝起きる時、体を活動する状態にさせる・痛みの感覚
 を抑制させる・抗重力筋に働きかける、など様々な働きがあります。

 セロトニンが少なくなるとこれらの働きがうまくいかなくなり、寝起きが悪くなったり、些細なことで痛みを感じやすくなります。
 また、抗重力筋は重力に対して姿勢を保つために働くまぶたや首や背中などの筋肉のこと
 セロトニンが不足すると背中が丸まったり、どんよりとした表情になってしまいます。
 では、どうしたらセロトニンは増えるのでしょうか

● セロトニンは規則正しい生活をしたり、光を浴びたり、ダンスやジョギングなどのリズム運動をすることにより増加すると言われています。
● また最近では、涙を流すことでセロトニンが増えると言われています。
● 涙を流すと交感神経から副交感神経に切り替わり、その際にセロトニンを分泌する神経が活性化され、セロトニンが増加します。
● また、涙にはマンガンが多量に含まれています。このマンガンが一定量を超えて溜まるとうつ病のリスクが上がるとも言われています。
● 涙と一緒にマンガンを出すことでうつ病のリスクを軽減できるということです。
● 最近は過度なコンピューターの使用、テレビやゲームなどによる夜更しや運動不足などセロトニンが低下しやすい生活、環境になってきています。
● 少しでも日光を浴びる、軽い運動をする、映画を見て感動の涙を流す、などをして心の健康も気遣ってみてください。

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血管について

■血管には4種類あります

● 血管の種類は大きく分けて動脈、静脈、細小動脈、毛細血管の4つです。
● これらの血管をつなぐと全長約9万qで、なんと地球のおよそ2周半という長さになります。
● 心臓から血液を運ぶ、往きの道路が動脈。帰り道が静脈です。
● 動脈は酸素や栄養分を運び、静脈は体内のあちこちから回収した二酸化炭素や不要物を、それぞれの処理器官に届けます。
● 毛細血管は、体の末端まで張り巡らされている路地のようなもので、細胞や組織のすみずみに酸素や栄養分を届けます。
● 髪の毛の20分の1程度の細さなので、肉眼では見えません。毛細血管には血管の太さを調節する筋肉がないので、自身で収縮することはできません。
● 毛細血管のひとつ手前のところにあるのが細小動脈。ここには筋肉があるため、ストレスなどで筋肉が収縮すると、太さが半分以下にまで縮んでしまい、
 血液の流れが悪くなります。

■心臓から出た血液はどのように体内を1周するのでしょうか?

● 心臓(左心室)→大動脈から送り出された血液は、わずか20秒で全身を巡り、下大静脈から再び心臓へ戻ります。
● 大動脈より解剖学的に心臓から離れたところを流れる、末梢血管が徐々に狭くなって詰まった場合には、バイパスの血管が新たに形成されるので、
 細胞が壊死しないこともあります。
● しかし、徐々にではなく突然血管が詰まって酸素の供給が止まると、 脳で4分、心臓なら3時間で細胞が酸欠によって壊死してしまいます。
 脳梗塞や心筋梗塞をイメージするとよいでしょう。つまり、血管のトラブルによる血液の渋滞はまさに命取りになる危険性をはらんでいます。

■血小板と血栓の関係

● 指を切って出血しても血が止まるのは、血小板が傷口をふさいでくれるからです。
● また血管の内側に傷ができると、やはり血小板はそれを修復しようとして傷口に集まります。
● これは血小板がもつ粘着力や凝集力などの性質によるものです。血液が血管外に出ると数分のうちに固まりますが、血管の中を流れる血液は、通常は固まる
 ことはありません。
● しかし、血管の内壁に傷ができて血小板が集まり凝集すると、それに伴って血液の固まりができることがあります。
● これが血栓です。そして血管が狭くなったところに血栓ができると、血管が詰まってしまいます。
● 凝固異常や悪性腫瘍などにより凝固しやすくなる病気として深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群はよく耳にしますね)などがよく知られています

■動脈硬化のメカニズム

● 血管の病気を防ぐうえで最も注意したいのが、動脈硬化です。
● 動脈硬化とは、動脈が狭くなるなどして、正常な働きを維持できない状態を指します。
● その原因となるメカニズムは次の通りです。
1)高血圧などが原因で血管の内皮細胞に傷がつくと、そこにLDL(悪玉コレステロール)が入り込み、酸化されて酸化LDLとなる
2)白血球の一種のマクロファージは酸化LDLをどんどん食べていき、やがて死滅し、コレステロールや脂肪をたっぷり含んだプラーク(粥種)となる
3)プラークが蓄積していくと、血管は部分的に狭くなり、血流が悪くなる。また、プラークが破れると血栓(血の塊)ができ、血流が完全に途絶えることもある

● 動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる病気にもつながりかねません。
● 動脈硬化が心筋へ血液を送る冠動脈で起これば、血管が詰まり、狭心症や心筋梗塞の主な原因になります。
● 脳の血管で起きれば脳梗塞になり、一命をとりとめたとしても片側の手足の麻痺などの後遺症が出ることもあります。
● また、頸動脈で形成された血栓がはがれて、脳の動脈まで移動して閉塞を起こす、脳塞栓などのケースもあります。
● 脂質異常症や糖尿病などで、いわゆるドロドロ血液になると、動脈硬化を起こしやすくなります。
● その反対にサラサラ血液≠ノすることが動脈硬化の予防に効果的です。血液をサラサラにするには、次のような食品成分や運動が鍵を握っています。

・DHA・EPA

● イワシやサバなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種で、常温で固まりにくいという性質があります。
● 血管の弾力性を高め、酸素の運び役である赤血球の柔軟性を向上させます。

・ポリフェノール

● 緑黄色野菜や果物などに含まれている化合物の総称です。LDLの酸化を防ぎ、血流の改善に役立ちます。
● ポリフェノールはベリー類や黒豆、小豆、ナス、カカオ、緑茶などに特に多く含まれています。

・ビタミンC・E

● ポリフェノール同様、LDLの酸化を防ぎます。ビタミンCは赤ピーマンやレモン、ビタミンEはカボチャやアスパラガスなどに多く含まれています。

・有酸素運動

● 有酸素運動は脂肪をエネルギー源として燃焼し、HDL(善玉コレステロール)を増やす働きがあります。
● HDLは動脈硬化の原因となる血管壁に張り付いたLDLを回収してくれます。
● 動脈硬化は、血管の一番内側にある内皮細胞の機能低下によって始まります。
● 内皮細胞は、血流が速くなると、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)を産生して放出します。
 すると、一酸化窒素は中膜にある平滑筋に作用して、その結果、平滑筋の緊張がゆるんで血管が広がります。
● 血管を広げる働きは、放出される一酸化窒素の量に左右され、一酸化窒素が不足すると血管は硬くなり、逆に十分に出ていると血管をやわらかい状態に保つこと
 ができます。
 有酸素運動は血液中に一酸化窒素を放出します。

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コレステロール値をさげるには

食事法

・まず減らしたいのは「飽和脂肪酸」の多い食べ物です。
・飽和脂肪酸はコレステロールを増やす作用がある脂肪酸で、主にお肉など動物性の油が多い食べ物にたくさん含まれています。
・多くの人が必要量以上に摂っていると言われています。
・悪玉(LDL)コレステロールの多い人は特に取りすぎないように気を付けましょう。
・逆に増やしたいのは「不飽和脂肪酸」の多い食べ物です。
・不飽和脂肪酸はコレステロールを下げる作用があります。
・不飽和脂肪酸は肝臓で中性脂肪を悪玉(LDL)コレステロールに転換するのを抑制してくれる働きがあります。
・不飽和脂肪酸は魚やオリーブ油、菜種油など主に植物性の油が多い食べ物に多く含まれています。

食習慣の改善

・食習慣の改善とは、例えば食事を2食しかとらなかったり忙しいからといってお昼ご飯を抜きにしたりするのはよくありません。
・まとめて食べたりせずに量は少なくても1日3食きちんと食べるようにしましょう。
・また食べ過ぎには気をつけましょう。バランスのとれた食事であっても食べ過ぎはよくありません。腹八分目を目指しましょう。
・食習慣の改善はコレステロールを下げる方法として重要なだけでなく規則正しい生活習慣の基礎になりますので、日頃から気を付けるようにしたいものです。

生活習慣の改善

・適度な運動はコレステロールを下げる方法の一つになります。
・特に現代では交通機関が発達して歩くことが少なかったり仕事が忙しくて運動する機会がほとんどない人が増えてきています。
・最近体を動かしていないという人は、意識的に体を動かして運動不足を解消するようにしましょう。
・ただコレステロールを下げるにはかなりの時間を要します。
・食事の改善も生活習慣の改善も長く続けることで効果が生まれますので、コレステロールを下げるベースとなる方法として日々続けていくことが大切です。

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からだのゆがみ

 背骨や骨盤のズレ、筋肉のバランスの崩れ。これらによって身体にゆがみがある場合、健康状態に大きく影響を及ぼします。
 原因不明の頭痛や疲労、筋肉痛の症状が、身体のゆがみを矯正することで緩和されたという例も数多くあります。

● 身体のゆがみは、肩こりや腰痛の原因となるだけではありません。
● ゆがみの影響で、不自然な使い方をして症状を長引かせること、さらには痛む部分を庇うことで、別の部位に痛みをもたらす原因にもなります。

● その他にも、内臓が不自然に圧迫されることによって消化器官へ悪影響を及ぼすことや、血液循環、神経の働きへの影響にも注意が必要です。

身体のゆがみは、何が原因で起こるのでしょうか?

● その一つは、生活習慣に関係しています。
 例えば、脚を組んで座る、ペタンと両脚を開いて座るアヒル座り、横座り、寝転んで横向きでテレビを見るといった、普段何気なく行なっている姿勢にゆがみ
 の原因が潜んでいます。実は、このような姿勢は身体に負担をかけている状態なのです。

● そしてもう一つは、身体の特定の部位に慢性的な痛みがある場合です。痛みのある部位を庇うことが、身体にゆがみを生じさせる原因になります。

まずは、左右のバランスチェック

椅子に浅く腰掛け、足の指先を揃えて合わせてみてください。
 このとき、膝の位置はどうでしょうか? どちらかの足が出っ張るようであれば、骨盤にゆがみが生じている可能性があります。

● 座っている姿勢を鏡に映してみましょう。左右の肩の高さが同じになるように姿勢を調整してください。
 そして、身体の軸を真っ直ぐにした状態で脚を交互に組み替えます。このとき、脚の組みやすさに違いはありませんか? 
 違いがあるとすれば、骨盤の位置や身体の軸のゆがみが考えられます。

次に背骨のゆがみのチェックです

● 壁に踵をつけて自然な姿で立ってみてください。踵の他に、お尻、肩甲骨、頭が自然に壁につきますか? 自然につかない場合は、背骨にゆがみがある可能性
 があります。

● その他には、靴底の減りが左右で違う、よく寝違いを起こす、こうしたこともチェックポイントになります。これらの原因は、身体のゆがみかもしれません。

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活性酸素を食べ物で退治!!

● 最近よく聞く「活性酸素」という言葉。実は老化や病気の原因にもなるもので、生活習慣病の90%は活性酸素が原因だと言われています。
● 活性酸素はなぜ増えるのか、抗酸化作用のある食べ物をご紹介します。

● 私たちが生きていく上で、「酸素」は必要なもの。でもその酸素は、実は老化や病気の原因にもなるのです。

*** カラダをサビさせてしまう酸素 ***

● サビるとは、酸化するということ。空気中の酸素は、体内に入って、「活性酸素」という物質に変身します。
 この「活性酸素」が体をサビさせてしまう原因となる。

● 活性酸素は本来、体内に侵入した細菌やウイルスなどの敵からの攻撃からカラダを守るために、白血球がつくりだす物質。活性酸素により、ひとつの細胞が
 サビると、その細胞は次々にまわりの細胞を酸化させていきます。

● 活性酸素により細胞がさびて行くと、内臓や皮膚、骨などのあらゆる組織にダメージを与えます。
● カラダのサビは、老化やガンや生活習慣病などにつながると言われています。
● 以前生活習慣病は、遺伝や家系などが主な原因と言われていましたが、研究が進むにつれ、生活習慣病の90%が活性酸素が原因ということがわかってきました。

*** 活性酸素と戦うのがスカベンジャー ***

● スカベンジャー(Scavenger)とは、廃品回収業者の意味で、文字どおり身体の中で生じた廃棄物でもある活性酸素を、無害なものに変える働きをします。
● また、抗酸化物質ともいわれ、体内で作られる酵素と、体外から摂り入れる物質の2種類があります。

● まず体内でつくる酵素のほうですが、活性酸素と結びついて害の少ない物質に変化させます。
● 代表的なものに、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンなどがあります。
● 20歳代をピークにしてスカベンジャーを体内で作る能力は徐々に低下してしまいます。

● この3つの抗酸化酵素は、たんぱく質やミネラル(亜鉛、鉄、銅、セレニウム、マンガン)などを原料にしてつくられられます。
● この3種類の酵素がお互いが関連し合うことで「活性酸素」と戦うことができるのです。
● 亜鉛や鉄となどのミネラルは不足しがちですから、食事ではできるだけ意識してとりたいものです。

*** 活性酸素はどんな時に過剰発生するのか ***

そんな普通の生活をしていても発生します。つまり生きている限り縁は切れません。でも、特に大量に発生しやすいのは
 ○ 激しい運動をした時
 ○ 細菌やウイルスに感染した時
 ○ 強いストレス状態にある、その状態が続いている時
 ○ 紫外線や排気ガスなど大気汚染にさらされている
 ○ 食品添加物を摂取
 ○ ダイオキシン、電磁波などの環境要因
 ○ 喫煙、肥満など

● 環境汚染は進み、オゾン層破壊により有害な紫外線は増える、不況やOA機器のストレスにさらされている現代人は、活性酸素が増えない方がおかしいのかも
 しれません。

● 上にあげた項目は、逆に予防するための項目でもあります。できるだけストレスや環境汚染、化学物質を避ける、禁煙するなど、生活習慣をチェックしてみて
 ください。

*** 活性酸素を消去させるために役立つ食べ物 ***

含まれている抗酸化作用成分を摂取することによって、活性酸素をできるだけ退治しましょう。

● それでは活性酸素を退治する成分とは、どんなものがあるのでしょうか?
 それは、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、セレンなどのミネラル、それから今よく話題になるポリフェノールなどのフィトケミカルです。

*** 抗酸化ビタミン ***

人間は、動物や植物と違い、この抗酸化ビタミンを体内で合成することができないので、普段の食事から十分に摂取する必要があります。

● ビタミンC
血液中などの水分の多い場所で強い抗酸化力を持ちます。レモン、いちごなどの果物、緑黄色野菜に多く含まれます。

● ビタミンE
 脂溶性のビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれています。
 酸化されやすい不飽和脂肪酸でできている細胞膜に存在し、その酸化を防ぎます。ごま、うなぎ、ピーナッツなどに多く含まれています。

*** ミネラル ***

 タンパク質とともにミネラルの体内でつくる3つの酵素の原料になります。

● 亜鉛
 酸化されやすい細胞を守る働きがあります。
 加工食品などには体内から亜鉛を排出したり吸収を阻害する食品添加物を含むものがあり、現代人や子どもは亜鉛不足になりがち。意識して取りたい栄養素です。

● セレン
 活性酸素を抑制する抗酸化酵素の合成に必要なミネラル。亜鉛と一緒にとるとより効果的です。
 イワシ丸干し、シラス干し、小麦胚芽などに多く含まれています。

*** フィトケミカル ***

 主に植物に含まれる苦み,香り、色素などの成分です。

● プロアントシアニジン
 ブドウの種子に含まれる成分で、皮膚の成分であるコラーゲンやエラスチンと結合しやすく、活性酸素によるダメージを修復する働きがあります。
 赤ワインにたっぷり含まれています。

● カロテノイド
 特に緑黄色野菜などに多く含まれ、植物などに含まれる色素成分。
 特に抗酸化力が強いことで注目されているのが、トマトに多く含まれるリコピンです。

● カテキン
・ 緑茶に多く含まれています。最近では、特に脳内で発生した活性酸素を抑える働きがあるといわれています。
・ その他コーヒーの香りの成分であるクロロゲン酸、大豆や味噌・醤油に含まれるサポニンなど、ブロッコリーや菜花などのアブラナ科の植物のみに含まれる
 イソチオシアナート
 と呼ばれるイオウ化合物など・・・。
・ これらは、例えばビタミンEが抗酸化力を失うとビタミンCがEを再生させる、ミネラルが活性酸素を防御するための抗酸化酵素を助けて活性化させる、
 ポリフェノールとビタミンCをとると効果が高まるなど、お互いに協力しあいます。
 特定のサプリメントや食品を偏ってとるよりも、こうした栄養素や成分を複合的に含んでいる野菜や果物など
 を幅広く食べる方が効果的と言えるでしょう。

心身の元気UPにコーヒーを

・ 会議中や休憩時に、飲みたくなるコーヒー。飲み過ぎると胃があれる、なんて話しはよく聞きますね。
 でも実はコーヒーは、抗酸化物質が多く含まれ、ガンを初め生活習慣病予防に役立つのです。
・ なんとコーヒーは、もともとはお薬でした。イスラムの名医がコーヒーを胃に効く薬として初めて記したのが、今から約1000年前のこと。
 コーヒーを煮出して飲むようになったのは、13世紀半ば頃。アラビアを中心とするイスラム教の国々で愛飲され、後に欧州に伝わりました。
・ コーヒー豆に含まれる栄養成分には、ビタミンB2、ナイアシン、カリウムなどがありますが、今特に注目されているのが、コーヒー特有の有効成分である
 クロロゲン酸(コーヒー酸誘導体の一種)とカフェインの働きなのです。

*** 注目は香りの成分クロロゲン酸 ***

・ クロロゲン酸とは、コーヒー豆の芳香成分。最近では、ガンや老化などの誘因となる活性酸素を補足し除去する抗酸化物質として注目されています。
・ 米国では、コーヒーをよく飲む人は大腸ガンになりにくいという疫学調査の結果もあります。日本でも東京農工大学の研究グループが、クロロゲン酸がガン細胞
 の転移を抑制することを発見(日本経済新聞平成12年9月4日掲載)しました。この他にも、様々な研究機関で、ガンに対するコーヒーの効用研究が進んでいます。

*** 生活習慣病を予防するコーヒーの効用 ***

● 脂肪を分解
・ コーヒーのカフェインは脂肪の分解を優先させる働きがあると言われています。ただしこの分解する働きは、砂糖やクリームを混ぜると少々低下するそうです。
● リラックス効果
・ コーヒーの香り成分は、脳の血流を促し脳から出るα波がUP! 最も精神安定効果があるのは、1日に2、3杯が適量なのだとか。
● 二日酔い解消
・ 二日酔いにつきものの頭痛を起こす原因物質アセトアルデヒドを体外に出し、頭の血液循環をよくする成分が含まれています。
・ その他にも、コーヒーに含まれる成分の働きにより、眠気や疲れを取って気分をスッキリさせる、強心作用、疲労回復、利尿作用、気管支拡張作用など幅広い
 薬理作用があると言われています。
・ ただし、特定の成分による実験血科であったり、個人差もあるので、コーヒーは○杯飲めば効果があると言い切れるものではありません。
 過剰な期待は、しないようにしましょう。

*** コーヒーは上手に飲みましょう ***

・ 個人差はありますが、一時的に軽い頭痛や疲労感、眠気などの軽いカフェイン禁断症状になる人がまれにいて、それでも長くて2日ほどで消えます。
 この症状は、急にカフェインを絶つのではなく、徐々に摂取量を減らせば簡単に絶つことができます。
・ イギリスにあるコーヒー科学情報センターでは普通に飲む限り、コーヒーが胃を悪くすることはないと断言しています。
 コーヒーで胸焼けがしたり、気分が悪くなったと言う人がいますが、その原因を調べてみると、結果として酸化したコーヒーを飲んでいることが多いそうです。
 コーヒー豆は焙煎してからなんと約2週間が賞味期限!。それ以上たつと腐敗していきます。
・ またストレスや神経疲労が高い時についたくさん飲んでしまうケースが多いもの。
 例えばコーヒーの飲み過ぎと同時にたばこの吸い過ぎという時は、コーヒーが疑われてしまいがちです。
 コーヒーを飲んで胃が荒れたと感じる人は、今の生活習慣やストレス環境を見直してみてはいかがでしょう?

*** 菜花に生活習慣病予防にも注目の成分 ***

・ 春は「苦味」のあるものを食べると、冬の間に溜めた老廃物を出してくれるといいます。
 菜の花は、蕾を食す早春の味。愛らしい花ですが、生活習慣病予防に役立つ成分も満開!!
・ 菜の花はとても栄養価が高く、良質のタンパク質やビタミン、ミネラル類に富んでいます。
 五訂日本食品標準成分表によると、100g当たりのビタミンAはホウレンソウ並み、カルシウムはほうれん草の3倍、鉄はブロッコリーの約3倍の量を含んでいます。
・ 一般的に花蕾には、植物の持つ栄養がたくさん詰まっています。
 ですからその部分を食べられる菜の花を利用すれば、効率良く栄養をとることができるのです。
 また、アルカロイドを含んでいるため、ストレス解消や疲労回復などにも効果があります。

*** アブラナ科の健康パワーに注目 ***

・ 菜の花は、アブラナとも呼ばれているように、3〜5月に黄色の十字架状の花が密集して咲くアブラナ科の植物の総称でもあります。
・ アブラナ科の仲間で野菜として食用されているものには、キャベツ、ブロッコリー、ケール、カリフラワー、芽キャベツ、ダイコン、ハクサイ、カブ、コマツナ、
 チンゲンサイ、ワサビなどがあります。
 最近では、アスパラガスの花も出回っています。
・ これらのアブラナ科の健康パワーが、今アメリカなどから注目を浴びています。
 というのは、アメリカ国立ガン研究センターは、ガン予防を目的とした食品の計画研究を『デザイナー・フーズ・プログラム』と呼び、ガン予防の可能性のある
 食品を約40種類ピックアップしています。
・ それらの食品をデザイナー・フーズと呼び、それを重要度によって並べたのが、デザイナー・フーズのピラミッドです。
 アブラナ科の野菜は、積極的に食べたい野菜として紹介されています。

*** アブラナ科にしか含まれないイソチオシアネート ***

・ アブラナ科はなぜ注目されているのでしょう? それは、主としてアブラナ科野菜に含まれている成分「イソチオシアネート」を含んでいるから。
 これは、野菜の辛味成分のことで、唯一アブラナ科の野菜にだけ含まれているのです。
 ワサビや大根などの辛い野菜ほど多く含まれています。最近、このイソチオシアネートに、ガン細胞の発生を抑制する働きがあることが分かってきました。
・ またこの成分は肉食生活でドロドロになった血をサラサラにし、血栓を予防する働きがあります。
 肉食に偏りコレステロールや血圧が気になる方、生活習慣病が気になる方は、アブラナ科の野菜を意識して多く摂った方がよさそうですね。
・ イソチオシアネートは、野菜の細胞を壊すことで吸収しやすくなるという特長があります。
 ですから、アブラナ科野菜を食べる時には、よーく噛むことがポイント。また野菜ジュースとして摂取するのも効率良くとる方法です。

小さな新芽に秘めたパワー

・ さまざまな野菜の新芽「スプラウト」や発芽玄米。小さな生まれたばかりの新芽には、あふれんばかりのエネルギーが秘められています。
 今話題の発芽食品の魅力を紹介します。
・ 植物の種子には、生命を維持するのに必要な栄養素が凝縮されています。
 その栄養やエネルギーを一挙に解き放って、新芽を出します。
 その瞬間、植物ホルモンが作られ、新たなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素や酵素を作り出し、栄養の宝庫となるのです。
 成長した野菜、穀類、果物は、新芽のパワーにはかないません。
・ これまで新芽食品と言えば、代表的なものが「もやし」です。
 もともと「もやし」は「萌やし」で、「目を出させる」を意味し、米・小麦・豆・野菜類の芽のことなのです。
 一般的に知られる「もやし」は、豆類のブラックマッペの新芽。
 他にも、大豆もやしやアルファルファ、緑豆もやし、かいわれ大根、目新しいものではえんどうのもやし「豆苗」も出回っています。
・ 中国では、5千年前からすでに「もやし」が栽培され、当時から新芽は健康に良いと認められていたそうです。
 また日本では「かいわれ大根」が、平安時代の貴族など裕福な階級層の人々たちに食べられていた高級食材だったとか。
・ 今回取り上げた「スプラウト」は、これらの新芽食品よりもっと若い、発芽して2.3日の赤ちゃん。そこにパワーの秘密があるのです。

ミニチュアみたいにかわいい野菜

・「スプラウト」とは、英語で植物の新芽の総称を言い、野菜の種や豆を発芽させたものです。
 今スプラウトが注目されているのは、1997年アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のタラレー教授が「ブロッコリーの新芽には、ガンを抑制する
 サルフォラフェインという酵素が、成熟時の30倍も含まれる」という主旨の論文を発表し、さらにアメリカ国立がん研究所の研究でも「発芽3日目頃の新芽
 には通常のブロッコリーの20倍〜50倍ものサルフォラフェインが含有されている」と報告されたことで、アメリカのヘルシー志向の人からブームが始まりました。
・ スプラウトの良さは、少量食べるだけで多くの栄養が得られる事です。
 また食べる直前に根を切り離すので、栄養分の損失が少なくてすみます。
 今では、アメリカだけでなく、スイス、ドイツ、北欧諸国などでは、サプリメントよりも新芽や若芽を食べて必要な栄養分を摂ることが普及しているそうです。
・ 最近日本でも人気が高まり、スーパーなどでもよく見かけます。
 ブロッコリーだけでなく、クレス、マスタード、レッドキャベツなど、種類もさまざまです。またご家庭でも作れる栽培キットなども、インターネットで
 通販されています。
 水耕栽培なので、農薬や化学肥料も使わずできて、安心ですね。

*** 花粉症にポリフェノール ***

・ 花粉症の季節が本格的にやってきました。花粉症を緩和する成分はいろいろ紹介されていますが、今注目されている成分の一つが「ポリフェノール」です。
・「全国花粉情報 花いんふぉ」によると、2003年春のスギ花粉の飛散開始は例年よりやや早くなると考えられ、過去の平均を上回る地方が多くなるだろうとのこと。
 花粉症対策として、症状を緩和する食べ物がいろいろ紹介されていますが、今注目されている食べ物の多くに共通する成分が「ポリフェノール」なのです。

ニューフェイス 加工用トマトの皮に注目!!

・ 日本農業新聞(2003.2.12付)によると、キッコーマンは未病医学研究センターと共同で、トマトの抽出物にくしゃみなど花粉症の症状を緩和する効果があることを
 確認しました。
・ 効果があるのは果皮の抽出物で、トマト特有のポリフェノール「ナリンゲニンカルコン」を含んでいます。
 これは、トマトの赤い色素成分で、ヒスタミンを抑える働きが認められました。
・ ただし、一般に私たちが食べている生食用トマトは「ナリンゲニンカルコン」をほとんど含まず、加工用・調理用トマトが比較的多く含んでいます。
 かといって、トマトケチャップやトマトジュースも、製造時に果皮を取り除いてしまうため、製品にはほとんど含まれず、トマトジュースをがぶがぶ飲んでも効果
 は得られません。
 また加工用トマトを生のまま皮ごと食べて効果があるかどうかは、まだ分かっていないそうです。

*** シソの葉 ***

・ シソの葉に含まれているポリフェノール「ロズマリン酸」は、炎症を和らげる作用があると言われています。
 1日、14mg(シソの葉にすると6枚から10枚くらい)生葉を食べるか、ジュースにしてもOKです。
・ 青ジソと赤ジソでは、赤ジソの方がポリフェノールの一種アントシアニンが含まれている上に、ロズマリン酸自体の含有量も多いのでより有効だとか

*** 甜茶(てんちゃ)***

・ 近年特に人気が高く、お茶以外にもガムやキャンディーなども販売されています。
 「甜茶ポリフェノール」がヒスタミンを抑制し、またくしゃみ・鼻詰まり・目のかゆみの原因となる「シクロオキシゲナーゼ」という酵素を抑える働きもあります。
・ 気をつけたいのは、一口に甜茶といっても、その種類は4つ「牛白藤」「臘蓮繍球」「多穂石柯葉」「甜葉懸鈎子」があり、花粉症に効果的といわれているのは
 バラ科の「甜葉懸鈎子」だけなのです。バラ科と書いてあるかどうかをチェックしましょう。
・ 他にもお茶の最新情報としては、ポリフェノールの一つカテキンという成分で注目される凍頂烏龍茶やべにふうきなども効果があるそうです。
・「赤ワイン」、玉ねぎの「ケルセチン」、ウコンに含まれる「クルクミン」なども注目されていますが、これらもすべてポリフェノールなのです。

タフなカツオのスタミナ源で疲労回復をサポート

・ 魚の中でも最速で泳ぐというタフなカツオは古くから滋養強壮に役立つ食べ物とされてきましたが近年化学的にもカツオに含まれる様々な成分が注目されています。
・ 春先南から漁港を北上しながら旬を迎えるカツオ。
 魚類の中で最速、また寝ているときも速度は落としていますが泳いでいるという疲れ知らずのタフな魚です。
 そんなカツオやカツオだしは、昔から滋養強壮に役立つ食べ物とされていますが、近年はカツオに含まれる様々な成分が、化学的にも注目されています。
・ 魚の中でも最速で泳ぐといわれるカツオ

カツオに含まれる栄養素や成分

・ 近年はあっさりとした初鰹よりも、秋に南下する脂ののったもどり鰹の方が人気のようです。
 初鰹ともどり鰹の栄養価を比べる(食品成分表)と、タンパク質はほぼおなじでも脂質は0.5gと、6.2gと10倍も異なり、カロリーも50kcalほど初鰹が少なめです。
 味の好みはそれぞれでしょう。
・ カツオは、良質のタンパク源であり、特に血合いにはビタミンB1や、ビタミンB6、B12、ナイアシンなどのB群、鉄分などのミネラル類を多く含んでいます。
・ ビタミンB群は、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるためには欠かせない栄養素。
 カツオのたたきなどによく使われるタマネギやニンニクには硫化アリルが含まれ、ビタミンB1の吸収を促します。味だけでなく栄養面でもよいとりあわせです。
・ 血行をよくするEPAや脳の働きを活性化すると言われるDHAなどの不飽和脂肪酸、血圧や血中コレステロールの低下作用で知られるタウリンなどが含まれています。

疲労回復に役立つと注目の成分は?

・ 近年は、カツオなどに含まれるアミノ酸の一種「アンセリンに、疲労を軽減する効果があることがいくつか報告されています。
・ アンセリンは、アミノ酸が2個結合したジペプチドで、カツオやマグロ、サケ、サメ等の運動能力が高い生物の筋肉中に広く分布していると言われています。
 疲労とどのように関わっているかというと、筋肉中で使い切れなかったエネルギーが乳酸として筋肉中に蓄積するのを減らす効果があると考えられています。
・ またアンセリンには抗酸化作用が強く活性酸素を除去する、血中の尿酸値を低下してくれる作用なども報告されています。

カツオだしを活かそう

・ カツオに含まれるアンセリンというアミノ酸が疲労回復に注目されています。
・ カツオと言えば、和食では欠かせない存在なのが鰹だし。
 アンセリンは水溶性で、鰹だしでも疲労回復効果があるという報告(動物レベル/味の素株式会社アミノサイエンス研究所)などもあります。
・ また鰹だしには抗酸化作用が強く、魚の生臭みなどを抑える働きがあるという報告(焼津水産化学工業)もあります。
・ 忙しい生活をしていると、鰹節からだしをとるのは面倒と思う人も多いかもしれませんが、時間がない時は、あらかじめだしをとらずに、野菜を煮ながら直接鰹節
 を入れたりしながら使うこともできます。おひたしにちょっとけずり節などをのせても旨味が加わりますし、旨味を効かせることで塩分を抑えられます。
 あまり難しく考えずに鰹節のよさを見直して使いたいものです。
・ ただし、疲労回復にはバランスのとれた食事や十分な休息、精神面のリフレッシュなども必要です。
 単純にカツオを食べたり、鰹だしを使うだけで、疲労回復がすべて解決できると過剰な期待はしないようにしましょう。

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筋肉について

 人間の体には大小600を超える筋肉が存在し、生命活動を維持する上でも重要な役割を果たしています。
 その働きは体を動かすというだけではなく、体を守る、基礎代謝をあげる、血液やリンパの循環を促すなど様々な働きをしています。
 筋肉の減少はそのまま体の不調へと繋がる恐れがあります。

 また、筋肉はアウターマッスルとインナーマッスルの2種類に大別されることがあります。
 ではどのように違うのでしょうか。

<アウターマッスル(表層筋)とは>

・ 三角筋や大胸筋など、目でしっかりと確認することのできる身体の表面に近い部分に存在する筋肉です。
・ そのほとんどが、意識を筋肉に向けることによって簡単に動かすことができる「随意筋」で、意識的にトレーニングしやすいのも特徴です。
・ 身体を動かす時に大きな力を発揮したり、関節を動かしたり、骨を守る重要な役割を持っています。
・ トレーニングマシンやダンベルなどを使って行われる負荷の高いウエイトトレーニングは、アウターマッスルを中心に鍛えていると言えるでしょう。

<インナーマッスル(深層筋)とは>

・ 表層ではなく、深層部にある筋肉です。
・ ただしインナーマッスルというのは、どこか一つの筋肉を指している言葉ではなく、簡単に言うと身体の奥のほうにある筋肉の総称と思ってください。
・ インナーマッスルの多くは体積が小さく、関節の構造を補強する靭帯のような役割をして持続的に働いています。
・ 発揮する力は弱く、起こせる運動も小さいですが、関節の動きを細かく微修正して、姿勢を保持したり、バランスをとる役割があり、人間のさまざまな動きに
 密接な関わりを持っています。
・ インナーマッスルは「姿勢保持筋」とも呼ばれ、姿勢を正すためには必要不可欠な筋肉なので、トレーニングすることで、身体の動きを滑らかにし、正確な
 フォームを確立することができます。
・ また、関節をしっかりと固定する役目があり、関節痛などの身体の痛みを解消する働きがあると言われています。
・ そのため、手術後はまずインナーマッスルのトレーニングを行うことが重要です。
・ ウエイトトレーニングでインナーマッスルを鍛える場合は、「低負荷・高回数」で行うことで強化できると言われています。
・ 股関節や肩関節を捻るストレッチや負荷の軽いダンベル、チューブなどを利用するのも効果的です。
・ 効果が目に見えて分かってくるアウターマッスルのトレーニングとは違い、インナーマッスルの場合は目に見えません。
・ そのため継続してトレーニングを行うことを怠ってしまいがちです。地味にも見えますが、その効果やメリットの大きさから最近注目を浴びている筋肉です。

1.筋肉の働き

 筋肉は、決してボディビルダーやスポーツ選手だけに必要なものではありません。姿勢を維持したり、立つ・歩くなどの日常生活のあらゆる動作をするために欠かせ
ないことはもちろん、心臓や内臓の働きにも関与するとても重要な器官です。
 筋力が衰えないよう維持し、必要に応じて鍛えることは、健康的で人間らしい日常生活を送る上で非常に重要なことです。

2.筋肉と筋肉の種類

 体には大小600を超える筋肉が存在し、生命活動を維持する上でも重要な役割を果たしています。
 筋肉はその構造や働きの違いによって、骨格筋、心筋、平滑筋の3つの種類に分けられています。

*** 骨格筋(こっかくきん)***

 骨格筋(こっかくきん)とは運動して増やせる筋肉のことで、筋肉全体の約40%を占めています。
 関節をまたいで、2つの骨についている筋肉が伸び縮みすることで、体を動かすことができます。

*** 心筋(しんきん)***

 心臓を動かしている筋肉のことです。

*** 平滑筋(へいかつきん)***

 消化管や血管を動かし、消化や血流の助けをしている筋肉のことです。


筋肉の役割

1.体を動かす、体を安定させる。

・ 筋肉の中でも骨格筋は、骨と骨をつなぐようについており、歩く、走る、座るなどの一環の動作も、筋肉が伸び縮みすることで、成り立っているのです。
・ また骨格筋が関節を安定させることで姿勢を保ち、正常な動きをすることができます。
・ 人間は、常に重力の影響を受けており、体を支えるだけでも多くの筋肉を必要とし、力を出し続けています。

2.衝撃の吸収、血管・臓器の保護外部の衝撃から、体をまもるのも筋肉の役割です。

・ 筋肉は、内臓や骨などを衝撃から守ってくれます。
・ また、筋肉で覆うことによって、血管や臓器も守っています。

3.ポンプの役割

・ 心臓から押し出された血液は、体の隅々までめぐって静脈を通り再び心臓に戻ってきます。
・ 心臓から離れた場所になるほど、送り出された血液の勢いは弱まります。その時、筋肉が伸びたり縮んだりすることで、静脈に圧力がかかり、血液の循環が
 促進されるのです。
・ この作用は「筋ポンプ作用」と呼ばれ、人にとってとても重要なものです。
・ なかでも、心臓からもっとも遠い足に巡ってきた血液を心臓に押し戻す時に重要な役割を果たすのが、ふくらはぎの筋肉であり、その働きから「第二の心臓」
 とも呼ばれています。

4.熱をつくる、代謝を上げる

・ 人間は常に体温が36度から37度を保たれるようになっています。この体の熱生産の約6割を筋肉が占めています。熱を発生させることで、寒い環境下でも一定の
 体温を保つことができるのです。
・ それだけ生命維持という点においても大切な熱を発生させるため、筋肉は常にエネルギーを消費しています。そして、その主なエネルギー源は糖質と脂質です。
 筋肉が多いとこの熱の発生量(いわえる基礎代謝)も増えるため、代謝がアップし、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防にもつながっていきます。

5.免疫力を上げる

・ 筋肉は人間の免疫力にも関係があります。リンパ球を始めとする免疫細胞は、グルタミンというアミノ酸によって活性化されます。このグルタミンは、筋肉内に
 多く蓄えられていることから、筋肉が減ってしまうと免疫機能が低下してしまうといわれています。

6.ホルモンの産生

・ 骨格筋が産生するホルモンの主な役割には筋肉や骨の形成や再生、抗炎症作用、糖質や脂質の代謝への関与、心筋細胞や血管内皮細胞の保護などがあるといわれて
 います。

7.水分を蓄える

・ 人間の体の中で、最も大量の水分を保持しているのは、実は「筋肉」です。
・ 脂肪量が多い女性にくらべると、筋肉量が多い男性のほうが体内総水分量は多く、健康な成人で、体重の60%前後(男性60%、女性55%)となっており、中でも
 体重60kgの成人男性は、約15kg〜20kgもの水分が筋肉に蓄えられています。
・ 筋肉が少ない人は水を飲んでも体に貯めておくことが難しく、脱水症状を起こしやすくなるのです。
・ また、筋肉量が大きく減りやすい年配者の場合体の中の水分が5kg〜10kgも減ってしまっている場合もあり、毎年、年配者に熱中症を発症する方が多い
 理由の一つになっています。

体幹とは

・ 体幹とは、手足や頭をのぞいた身体の胴体部分を指します。
・ 体幹の筋力を鍛えることで、身体の軸を安定させ、大きな力を発揮できるようになり、パフォーマンス向上につながります。
・ もしかすると、「体幹=インナーマッスル」と間違ってイメージしている方も少なくないかもしれません。
・ 体幹は場所の概念で、インナーマッスルは深さの概念であり、イコールの存在ではありません。
・ 体幹には、胴体のインナーマッスルもアウターマッスルも含まれるのです。

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免疫とは

一言で「疫病(病気)を免れる」こと

(1) 異物・自分の体の外から入ってきた細菌やウイルスなどを攻撃・殺傷・排除・抗体などの役割があります。
● 抗体などによって一旦ある病原菌に感染することにより、その病気に対する抵抗力がつき次からはかかりにくくなると言うものです。
● 免疫系の一部のリンパ球は、体内に侵入した抗原を、戦いが終わると随時覚えます。
 このことによって免疫系は、一度感染したことのある抗原との戦い方も記憶しているので、症状が重くなる前に体内から撃退することができます。
 身近な例としては「はしか」や「水ぼうそう」などが挙げられます。
 これらの病気は一度かかると、通常二度とかからないのはその記憶のおかげです。
 この一部のリンパ球の記憶が、いわゆる免疫と言われるものです。
● もうひとつには顆粒球(かりゅうきゅう)の役割があります。
● 白血球の60%を占める顆粒球は、体内に進入したブドウ球菌のような、圧倒的に多い比較的大きいサイズの細菌類を、まるごと飲み込み消化・分解します。
 しかし顆粒球はこのように体を守るシステムではありますが、自らいわゆる免疫を発生するわけではありません。
 食中毒を起こして治ったからといって、再び食中毒にかからないわけではないからです。
● しかし、顆粒球はリンパ球とのバランスにおいて、さらに自然治癒力という免疫力に関係すると言う観点から、免疫と深く関った免疫細胞のひとつと捉えることが
 出来、免疫を語る上で省くことの出来ない存在です。
(2) ときには生命そのものを脅かす変質したガン細胞などを攻撃・殺傷・排除して病気を免れる働きのこと
● 言うまでもありませんが、免疫力(自然治癒力)がないかぎり、私たちは誰ひとりとして生きていくことは出来ません。
 どんな小さな病であれ、免疫力がなければ自らそれを癒すことなどかなわず、医療によってどれほどの手当を施されようとも、死を免れることは出来ないからです。
● 免疫のしくみを司っているのが、白血球のマクロファージ・リンパ球・顆粒球などのような免疫細胞や、サイトカイン・抗体のような免疫物質からなる免疫系と言わ
 れるものです。

免疫は自然治癒力の主役

自然治癒力とは

人間がもつ生命力そのものです。体を健康な状態に維持するためには、
(1) 体の機能のバランスや秩序を正常に保つ ⇒ 恒常性維持
(2) 病原菌など異物の侵入、変質した自己細胞を殺傷して体を守る ⇒ 自己防衛(生体防御)
(3) 傷ついたり古くなった細胞を修 復したり新しいものに交換する ⇒ 自己再生(修復・再生)
これらの仕組みを十分に働かすことです。
本来、これら3つの自然治癒力は私たちの身体に自然に備わっているものです。
(1)「恒常性維持機能」とは体の外部環境の変化、あるいは体内の生理機能のバランスの乱れに対して、自然に身体の状態を恒常的に一定に保とうとする働き、
 例えば、外気の温度が極端に変動しても、体は熱の放散と生成を調節することによって、体温が著しく上がったり下がったりすることはありません。
 また、水を飲みすぎても、多量の汗をかいても、尿の量を調節するホルモンの作用によって、体内の水分量は常に一定に保たれます。
 運動によって酸素の消費量が増えれば、心臓の脈拍は早くなって血液循環を促進します。
 このような恒常性維持機能は主に自律神経や代謝エネルギー、内分泌(ホルモン)の働きによって調節されています。
 自律神経を例にとっても自律神経の交感神経と副交感神経は交感神経→興奮させる(職場でのミス、全力運動、夫婦喧嘩などのストレス)、副交感神経→リラックス
 させる(音楽を聴きながらくつろぐ、お風呂でゆったり、歩く)、という具合にそれぞれ相反する方向に働き、健康なときには常にバランスを保っていますが、この
 2種類の神経のバランスが崩れ片方に偏ると、さまざまな病気をもたらします。
 例えばリラックスモードの副交感神経が優位になるとリンパ球が増え→アレルギーなどを引き起こし、興奮モードの交感神経が優位になると顆粒球が増え→ガンなど
 組織の破壊を引き起こします。
(2)「自己防衛機能」
(3)「自己再生機能」
 これらの自然治癒力が、微生物、ガン細胞、その他の潜在的な有害物質に対して体を守るための身体の自己防衛方法です。
 もし、患者自身にこれらの自然治癒力がなければ、手術などという療法ははじめから成り立ちません。
 いかに名医が執刀しようとも、患者当人に治癒力がなければ、切除された臓器は切除されたままで再び正常に回復することはありません。
 体の表面にできたキズもふさがらず、そして、どのように抗生物質を投与しようとも、消毒薬を用いても、やがてその部位は化膿し腐っていくのが自明だからです。
自然治癒力には
◎ 自己再生機能(傷を負って細胞が壊れても元に戻ろうとする力)
◎ 自己防衛機能(細菌やウィルスなどの外敵と戦う力)の二つの機能があり、この2つの機能がそれぞれの役割を果たすことでケガや病気を治します。
例えば、転んで足をすりむいたとします。
 身体の一部の細胞が壊れたことになり、自己再生機能により壊れた細胞が元に戻ろうとします。
 しかし傷口から進入した細菌などの外敵は、細胞に攻撃をかけ細胞の再生を妨げます。ここで自己防衛機能が働き、白血球などが細胞を攻撃する外敵と戦います。
 外敵と戦っている間、壊れた細胞は着々と自己再生し、細胞の再生が完了してすりむいたところは完治します。

樹状細胞について

免疫細胞の種類と樹状細胞の働き

免疫細胞は以下に示すとおりです。
● 体内に侵入してきた細菌、ウイルスが感染した細胞やがん化した細胞などは、異物として免疫細胞に発見され、そして排除されます。
● その際、免疫細胞は各々の役割を分担しながら、緻密に連携しあって働いています。
 例えば、「がん細胞を見つけて、その情報(目印)を伝達する者」、「攻撃する者」、「仲間を元気づける者」などです。
● 樹状細胞は、そうした連携の中にあって、司令官のような役割を果たしている重要な細胞です。
● がん細胞に出会うと、樹状細胞はそのがん細胞を食べ、その断片を自らの表面に提示して、リンパ球にがん細胞の特徴(目印)を教えます。
 すると、リンパ球はがん細胞を識別できるようになるのです。

がん細胞の目印を教える樹状細胞

● わたしたちの体の中では、毎日、5000個程度の細胞ががん化していると言われていますが、免疫細胞がこれらがん細胞を排除しているので、がんが顕在化することは
 ありません。
 しかしながら、がん細胞は、自身ががん細胞であることを隠す場合があります。そして、免疫細胞の攻撃から上手に逃れ、密かに増殖します。
● こうなった場合、がん細胞に特徴的な目印を標的としてがん細胞を攻撃する「特異的免疫」が、抗腫瘍効果に寄与します。
具体的には、まず、
@ 樹状細胞が、がん細胞の残骸等を見つけて食べて(貪食)、がんの目印を手に入れます。
A がんの目印を手に入れて一人前の司令官となった樹状細胞は、リンパ球にがんの目印を 教え、がん細胞を攻撃するように指示します。
B がんの目印を教わったリンパ球は、がん細胞を攻撃します。

様々な樹状細胞

● 樹状細胞は抗原提示細胞として機能する免疫細胞の一種であり哺乳類の免疫系の一部を担っています。
● 樹状細胞は、発現している表面抗原分子によって分類されます。
主な樹状細胞の種類は、以下となります
・骨髄系樹状細胞
・形質細胞様樹状細胞
・ランゲルハンス細胞
・胚中心樹状細胞など
これらの細胞に共通する特徴は、
@ 皮膚をはじめとして、広く全身に存在する。
A 周囲に突起を伸ばす形態をとる。
B 抗原を取り込むと活性化され、脾臓などのリンパ器官に移動する。
C リンパ器官では、取り込んだ抗原をT細胞やB細胞に提示する。
が挙げられます。
がん免疫療法の主流は、樹状細胞の働きを利用した樹状細胞ワクチン療法やペプチドワクチン療法、すなわちがんワクチン療法となっています。

スルフォラファンについて

● スルフォラファンとは、フィトケミカルの一種でブロッコリーに微量に含まれており、ピリッとする辛みのもととなる成分です。
● そのすぐれた解毒作用や抗酸化作用から、がん予防をはじめ多くの研究結果が報告されています。
 ※フィトケミカルとは、植物に含まれる天然の化学成分の総称
  その健康効果への期待から、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維につづく第7の栄養素と呼ばれています。
● スルフォラファンについては、これまで様々な疾病予防効果が報告されています。
 これらの効果は、スルフォラファンが持つ「体を守る酵素群の生成促進作用」によるものであると考えられています。
● スルフォラファンが体内に取り込まれると、各細胞において体を防御する酵素の生成が促されます。
● それら酵素には、体内の有害な活性酸素を除去したり、発がん物質を無毒化し、体外に排出するなど様々な働きがあります。
● 見た目は同じように見えるブロッコリースプラウトでもスルフォラファンの濃度は、品種、生育ステージ、栽培方法などによって大きく異なります。

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アルミニウムについて

アルミニウムとは

● アルミニウムは展性 (板状や箔状にできる性質)・延性 (引き延ばすことができる性質) に富み、熱と電気を良く通す銀白色の柔らかい軽金属です。
● 地殻中に酸素、ケイ素に次いで3番目に多く含まれ、地球上に豊富に存在する金属の一つです。
● アルミニウムは主に合金として容器、建築、電気器具などに使われているほか、医薬品や食品添加物の成分にもなっています。

アルミニウムとアルツハイマー病

1) アルツハイマー病で死亡した患者の脳病変部位にアルミニウムが蓄積していた報告
2) 飲料水中のアルミニウム濃度が高い地域でアルツハイマー病の発症リスクが高いという疫学調査
3) 慢性の腎機能不全のため長期間の断続的な血液透析を行っている患者において進行性の致命的なアルミニウム中毒による神経症候群が観察された報告
4) 症例対照研究において、アルツハイマー病患者ではアルミニウムが含まれるベーキングパウダーを使って調理したパンケーキやワッフル、ビスケットなどの食品の
 摂取が多かった報告

アルミニウム製品の使用について

 アルミニウム製の調理器具や容器等の使用によりアルミニウムの摂取量が増大し、アルツハイマー病になるというような情報も流れているようですがアルミニウム
 器具からの食物への溶出はわずかです。アルミニウム溶出量について、次のような報告があります。
1) 加熱調理をすべてアルミニウム製鍋でおこなった場合に調理器具から1.68 mg、アルミ箔製品から0.01 mg、飲料缶0.02 mg摂取すると推定されている 。
2) 酸や食塩が強い食品ではアルミニウム容器からの溶出が比較的大きいが、全ての食品がアルミニウム容器で調理・保存されていた場合でも、容器由来のアルミニウム
 摂取量は6 mg/日程度である。

アルミ箔のうら/おもて

キラキラ光っている方に食べ物を乗せてください。光沢のない面はアルミがむき出し状態ですので気を付けましょう。

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*** ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは ***

・ 骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態のことをいいます。
・ エレベーターや車を使う便利な現代社会において、人類は足腰を使う機会が少なくなっています。
・ 全世代の方々に注意が必要です。

・ 普段私たちは何気なく体を動かしていますが、それは運動器の働きによるものです。
・ 運動器とは、骨や筋肉、関節のほか、脊髄や神経が連携し、身体を動かす仕組みのことです。

運動習慣を身につけよう

・ 運動習慣をつけることが運動器の健康の維持につながります。
・ したがって健康寿命の延伸も期待できます。
・ 運動器は若い頃から適度に運動する習慣をつけて大事に使い続けることが必要です。
・ なぜなら、筋肉、骨、軟骨や椎間板は運動やふだんの生活で身体を動かして負荷をかけることで維持されるからです。
・ しかし、過度な運動や体重超過により「負担をかけすぎる」のも怪我や故障の原因になります。
・ また、やせすぎると筋肉や骨は弱くなることが知られています。
・ 適度な運動と適切な食生活で肥満ややせすぎにならないようにしましょう。

健康寿命とは

・ 健康寿命とは、健康で日常生活を送れる期間のこと。
・ 平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性では約12年の差があります。
・ これは健康上の問題で日常の生活が制限される期間が約9〜12年あることを意味しています。
・ ロコモが進むと日常の生活が制限され、さらに悪化すると、支援や介護が必要になる可能性が高くなります。
・ 要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障であることはあまり知られていません。

ロコモの原因

運動器の障害の原因には、大きく分けて、「運動器自体の疾患」と、「加齢による運動器機能不全」があります。

1)運動器自体の疾患(筋骨格運動器系)

・ 加齢に伴う、様々な運動器疾患。たとえば変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、易骨折性、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症など。
・ あるいは関節リウマチなどでは、痛み、関節可動域制限、筋力低下、麻痺、骨折、痙性などにより、バランス能力、体力、移動能力の低下をきたします。

2)加齢による運動器機能不全

・ 加齢により、身体機能は衰えます。
・ 筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下、巧緻性低下、深部感覚低下、バランス能力低下などがあげられます。
・ 閉じこもりなどで運動不足になると、これらの「筋力」や「バランス能力の低下」などと、あいまり「運動機能の低下」が起こり、容易に転倒しやすくなります。

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*** 健康寿命について ***

● 2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命を提唱して以来、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかに関心が高まっています。
● 健康寿命が「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されているため、平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある
「健康ではない期間」を意味します。2016年において、この差は男性8.84年、女性12.35年でした。
● 前回調査と比べて、男女とも平均寿命・健康寿命の差は縮小しましたが、今後、平均寿命が延びるにつれてこの差が拡大すれば、健康上の問題だけではなく、
 医療費や介護費の増加による家計へのさらなる影響も懸念されます。健康に配慮する一方で、こうした期間に対する備えも重要になります。

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*** 骨芽細胞について ***

骨では、骨をつくる骨芽細胞(こつがさいぼう)と、骨を壊す破骨細胞(はこつさいぼう)がはたらいています。
この2つの細胞が常に活動しながら、毎日少しずつ骨をつくり変えているのです。
どんどん骨が伸びていく成長期だけではなく、成人でも約3年で骨は生まれ変わります。その理由は2つ。
1つは、人間の生命を維持していくのに欠かせないカルシウムをからだの各組織に送り出すため。
骨はカルシウムを蓄える機能があり、不足すると骨から溶かし出され、余ると骨の中に蓄えます。
 つまり、骨は常にカルシウムを出し入れしているので、結果的に生まれ変わるわけです。

2つめは、古くなった骨を若返らせるため。じょうぶな骨も古くなると弾力を失ってもろくなってしまいます。
 骨は生まれ変わることで、しなやかな強さを維持しているのです。
骨芽細胞は骨を作る細胞です。
骨の「鉄筋」にあたるコラーゲンをつくり出し、そこにカルシウムを付着させる「のり」となるたんぱく質を塗っていきます。
 ここに血液中から運ばれてきたカルシウムが自然に付着していき、新しい骨ができるのです。
破骨細胞は骨を壊す細胞です。
もともとは血液細胞の一種ですが、それがホルモンの刺激を受けて、骨の中で破骨細胞に分化します。
この破骨細胞は、古い骨のカルシウムやコラーゲンを酸や酵素で溶かします。溶けたカルシウムは再び血管を通り体内へと運ばれていきます。
しかし破骨細胞は、ホルモン等のバランスがくずれると、時々必要以上のカルシウムを溶かし出してしまうことがあります。
 特にそれが閉経期以降の女性の場合は、顕著に現れます。

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*** 動脈硬化について ***

「動脈硬化」とは、簡単にいうと「血管が硬くなり、柔軟性がなくなっている状態」を指します。
 では、動脈硬化になるとどういった問題が起きるのでしょうか? また、なぜそうなってしまうのでしょうか? 
 動脈硬化について深く知るために、まずは、血管の仕組みとはたらきから見ていきましょう。

血管は、血液を心臓から全身に届ける「動脈」、全身の血液を心臓に戻す「静脈」、体の末端まで栄養を届ける「毛細血管」で構成されています。
 このうち、動脈、静脈は、外側から「外膜」「中膜」「内膜」という構造になっています。
 動脈の壁は静脈に比べてぶ厚くなっていて、ゴム管のように伸び縮みすることで心臓の拍動に伴う圧力に耐えられるようにできています。
 血管の内側は内皮細胞と呼ばれる細胞に覆われており、血液中の物質の出入りや血管の拡張、血栓の形成など、さまざまなはたらきに関与しています。
 こうした組織がうまくはたらくことで、血液が全身にスムーズに流れるようになっているのです。

1.内皮細胞に傷がついた際、血中のLDLコレステロールが多いと、損傷した部分から内皮細胞の内側に入り込みやすくなる。
2.内皮細胞と血管壁の間に入ったLDLコレステロールは酸化されて、体に不要な酸化LDLへと変化する。
3.酸化LDLは毒性を持つため、排除すべき異物とみなされる。
 すると、免疫細胞のマクロファージがやってきて、酸化LDLを食べるが、酸化LDLが過剰にあると、食べきれずに死んでしまう。
4.血中にLDLコレステロールが多い場合はこの反応を繰り返し内膜の内側でこの「プラーク」(マクロファージが死んでできたかゆ状のもの)が肥大化。
5.さらにこの際、「線維化」と呼ばれる、組織が硬くなる現象が起きるため、動脈の柔軟性が失われてしまう。
 動脈硬化が進むと、血管が血液の流量に合わせて柔軟に伸縮できず、高血圧(高血圧の説明はこちら)の原因になるだけでなく、ひどいときには血流に耐えきれず
 破裂したり、狭くなった血管に血栓ができて詰まったりということが起こりやすくなります。
 その障害が起きる場所によって、「心筋梗塞」や「脳梗塞」「大動脈瘤」といった深刻な症状を引き起こすことがあるのです。
 これまで見てきたように動脈硬化は主に血中のLDLコレステロールがその起点となっているため脂質異常症によるLDLコレステロールの増加は大きな要因のひとつで
 すが、ほかに以下のような原因もあげられます。
・高血圧
・脂質異常症
・糖尿病
・タバコやアルコールの摂取によって生じる化学的刺激
・ストレス
・加齢
歳をとるのはどうしようもありませんが、高血圧や脂質異常症、糖尿病の大きな要因となる肥満は、努力すれば避けることができます。
 そのために、食事療法や運動をするのは効果的でしょう。具体的な対策は以下を参考にしてください。
1.バランスのいい食事をとる
食物繊維は、血中コレステロールを下げるはたらきがあり、さらにビタミンC、Eには抗酸化作用もあるため、野菜や果物などをしっかり摂るようにしましょう。
 また、脂身の多い肉、ラードなどの動物性脂の摂取を控えましょう。
2.適度な運動をする
一時的なエネルギー消費だけでなく、筋肉を増やして基礎代謝を上げることで、糖や脂肪の代謝をよくする効果も期待できます。
3.酒、タバコを控える
アルコールは長い間飲み続けると血圧を上げる可能性が高まります。
 また、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、血管にダメージを与えるため、これらの摂取は控えましょう。

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***骨粗鬆症について ***

骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。

症状
骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。
 しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。
 骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。
骨折が生じると、その部分が痛くなり動けなくなります。また、背中や腰が痛くなった後に、丸くなったり身長が縮んだりします。

原因と病態
からだの中の骨は生きています。同じように見えても、新たに作られること(骨形成)と溶かして壊されること(骨吸収)を繰り返しています。
 骨粗鬆症は、このバランスが崩れることでおこり、骨がスカスカになってきます。
 骨粗鬆症は圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。

予防
●転ばないように注意する
●カルシウムを十分にとる
●ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウムをとる
●適量のタンパク質をとる
●禁煙し、アルコールは控えめにする
●運動、日光浴をする

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*** 認知症について ***

認知症とは、物忘れや認知機能の低下が起こり、日常生活に支障をきたしている状態です。
 物忘れや認知機能の低下は、脳の神経細胞が障害を受けて死滅し、減少していくことで起こります。
 認知症を発症すると、次のような行動面・心理面の変化が生じます。

行動の変化
・時間や場所の感覚が分からなくなる
・考え事に時間がかかるようになる
・一度に複数のことをこなせなくなる
性格や感情の変化
・無気力
・うつ状態
・大声を出す
・怒りやすくなる
・暴力をふるう
・妄想を抱くようになる

認知症では、このような変化により生活に支障が生じるため、周囲の方の援助が必要になります。
 そのため、認知症を見極めるためには「一人で生活ができるかどうか」という観点が大切になります。

 認知症は、早期発見が重要視されている病気です。
 脳神経細胞が完全に死滅してない早期段階で治療を開始できれば病気の進行をある程度遅らせることができます。
原因
 認知症は、脳神経細胞が減少する原因に応じて大きく2つに分けられます。
原因別の分類
・変性性認知症:脳の神経細胞が変化することによって発症する認知症。
 アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、認知症を伴うパーキンソン病、前頭側頭型認知症などが含まれる。
・二次性認知症:なんらかの外傷や病気を原因として発症する認知症。脳血管性認知症、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などが含まれる。
 特にアルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症、二次性認知症である脳血管性認知症の3つが認知症の原因として多く、認知症全体の8割前後を占めると
 考えられています。
アルツハイマー型認知症の原因
 アルツハイマー型認知症は、認知症の原因として最も多い病気です。
 アルツハイマー型認知症の原因は、脳にアミロイドβとタウというたんぱく質が異常蓄積することと、アセチルコリンが減少することとされています。
 異常たんぱく質が脳内に蓄積することによって、神経細胞が徐々に死滅し、減少していきます。
レビー小体型認知症の原因
 レビー小体型認知症は、認知症の原因の20%ほどを占めるといわれています。
 神経細胞のなかにできる小さな塊「レビー小体」が脳に異常蓄積することで発症します。
脳血管性認知症の原因
 脳血管性認知症は、脳血管障害が原因となり発症します。脳血管障害とは、脳梗塞、長時間の脳の血液循環不全、脳出血などのことです。
症状
 認知症の症状は、中核症状と行動・心理症状(周辺症状)の2種類に分けられます。
中核症状
 脳内の神経細胞が障害されたことで生じる症状のことで、認知機能が低下した方であればどなたにも生じます。以下は、中核症状の代表例です。
・記憶障害:新しい事柄を覚えられない
・見当識障害:時間や場所、人物の顔がわからない
・判断力障害:論理的思考ができなくなる
・実行機能障害:順序だって物事を進められない
行動・心理症状(周辺症状)
 中核症状の進行状態やその方の本来の性格、身体症状や生活環境など複数の要素に左右されます。
 そのため、現れる周辺症状には大きな個人差があります。代表的な症状には、妄想・失禁・不潔行為・幻覚・異食・不安、焦燥・睡眠障害・抑うつ・介護抵抗
 などがあります。認知症が進行すると、中核症状とともに行動・心理症状も悪化するため、次第に日常生活にも支障をきたすようになります。
認知症と物忘れの違い
 認知症は、老化現象のひとつである良性の物忘れと混同されがちです。
 しかし物忘れはきっかけがあれば思い出せるのに対し、認知症はきっかけがあっても思い出せないという違いがあります。
 たとえば、食事の際には次のような違いから区別することができます。
・物忘れ:何を食べたか思い出せない
・認知症:食事をしたこと自体を思い出せない

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*** アディポネクチンについて ***

● あるときは「やせホルモン」、またあるときは「長寿ホルモン」と呼ばれ、話題になっているものがあります。
 その正体は「アディポネクチン」といい、脂肪細胞から分泌されるホルモンの一種です。
 生活習慣病の対策としても期待されるこのホルモンには、いったいどんな働きがあるのでしょうか。

● ホルモンというと、内臓などから分泌されるものと考えている人が多いと思いますが、実は脂肪細胞からも分泌されます。
 脂肪細胞からはホルモンだけでなく多くの生理活性物質が分泌されていますが、そのなかで善玉物質として注目されているのがアディポネクチンです。

● なぜ注目されているのかというと、アディポネクチンには脂肪を燃焼させる働きがあるからです。
 そのためテレビ番組などでは「やせホルモン」と呼ばれたりして、しばしば取り上げられているのです。

● 体を動かしてエネルギーが必要になると、脂肪を分解する酵素「リパーゼ」が活性化されて、体内の脂肪をエネルギーとして消費します。
 また、筋肉にある酵素「AMPキナーゼ」も活性化されて、糖や脂肪をエネルギーとして活用しようとします。
 つまり、運動することで酵素が活躍して、脂肪が蓄積されるのを防いでくれるのです。
 これに対してアディポネクチンには、運動を行わなくてもAMPキナーゼを活性化する働きがあります。
 運動をすればもちろん、しなくても糖や脂肪の消費をサポートしてくれるのです。
 アディポネクチンが分泌されていれば、脂肪を燃焼しやすく、太りにくいカラダになることが可能というわけです。

● アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されているため脂肪が多く太った人のほうがたくさん分泌されるのでは? と考えるかもしれませんが事実はその逆です。
 脂肪、なかでも内臓脂肪が多くなればなるほど、アディポネクチンの分泌量が減ってしまうことがわかっています。

● そのメカニズムに関しては、すべてが明らかになっているわけではありません。
 しかし、その理由として考えられているのは悪玉物質との関連です。
 脂肪が多く太っている状態は、狭い密室に脂肪細胞が詰め込まれていることを意味します。
 詰め込まれた脂肪細胞は炎症を起こし、炎症細胞であるマクロファージがそこに近づいてきます。
 すると悪玉物質が分泌されてしまい、代わりに善玉物質であるアディポネクチンの分泌が減ってしまうと考えられています。
 アディポネクチンが分泌されるためには、脂肪をため込むことを防がなくてはいけないのです。

● アディポネクチンが注目される理由は、脂肪燃焼の働きだけではありません。今、最も注目されている点は、動脈硬化を予防し、改善する働きです。

● 血管は加齢によって弾力が失われるだけでなく、糖や脂質などを摂取することで常に損傷していきます。
 そうすると血管壁にコレステロールがプラークとして付着しやすくなり、血管を詰まりやすくしてしまいます。
 動脈硬化は高血圧や心筋梗塞、脳卒中を引き起こす大きな原因となってしまうのです。
 アディポネクチンには血管内の傷を修復するだけでなく、血管を拡張する働きがあります。
 そのためアディポネクチンがちゃんと分泌されていれば、動脈硬化を予防することが可能となり、高血圧や心筋梗塞、脳卒中のリスクを低減できることになります。

● アディポネクチンにはインスリンの効果を高める働きもあります。
 膵臓から分泌されるインスリンは、私たちの体の中で唯一、血糖値を下げてくれる働きを持っています。
 しかしアディポネクチンの値が低いとインスリンの働きが悪くなってしまい、血糖値が上昇してしまう危険性があります。
 つまりアディポネクチンには、2型糖尿病の予防に対しても大きな期待がかけられているのです。

● また、脂肪を燃焼する働きがあるアディポネクチンの分泌が十分でなければ、脂質の代謝が悪くなってしまいます。
 このため太りやすくなるだけでなく、中性脂肪の数値が悪くなったり、善玉といわれるHDLコレステロールの数値が低くなったりします。
 すると、脂質異常症にもつながってしまいます。

● 高血圧や糖尿病、脂質異常症といった病気は「生活習慣病」と呼ばれる病気です。
 アディポネクチンが正常に分泌されていれば、これらの生活習慣病を防いでくれる可能性があります。
 そのためアディポネクチンは「長寿ホルモン」とも呼ばれているのです。

● また、アディポネクチンにはがん細胞が増殖するのを抑制する働きがあるのでは、ともいわれています。
 すべてのがんに対してではありませんが、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮体がん、前立腺がんなどに対して、アディポネクチンの予防効果が期待されています。

● さらに、アディポネクチンが心臓などの臓器にも作用しているのではないかという研究報告もあります。
 心筋梗塞のあるマウスによる実験では、心筋のアディポネクチンの量が一時的に増加するのに対して、血中のアディポネクチン濃度が一時的に低下するという様子が
 見られたといいます。これは、血液中を巡回していたアディポネクチンが障害された臓器に集まり、臓器保護作用を発揮している可能性が示唆されているというのです。

アディポネクチンの分泌を高めるためには、毎日の食事が重要です。

● 大豆たんぱくに含まれる「βコングリシニン」は、アディポネクチンを増やすといわれています。
 木綿豆腐には6.6g、絹ごし豆腐には4.9gのたんぱく質が含まれています(食品100g中。以下同様)。

● 豆腐を凍らせて乾燥させた高野豆腐は、栄養分が豊富だとよく報道されたりします。
 例えば「高野豆腐は木綿豆腐の約7倍のたんぱく質を含んでいます」といった記事などをご覧になったこともあるでしょう。
 実際、高野豆腐には50.5gのたんぱく質が含まれていますが、それは乾燥品100gあたりの数値のこと。
 市販品の多くは1切れ約16gなので、6切れ以上食べないと100gになりません。
 それに比べて、約80%の水分が含まれた高野豆腐の水煮に含まれるたんぱく質は10.7g。実際に食べるときにはだし汁でもどすわけですから水煮の数値を参考にした
 ほうがよさそうです。 もちろん納豆や豆味噌、湯葉など、ほかの大豆製品もたんぱく質が豊富ですので、積極的に食べるようにしましょう。

● 青背魚に含まれるEPAもアディポネクチンを増やすといわれています。
 青背魚とは、アジやイワシ、サバ、サンマなど、私たちにとって身近な食材です。
 ただし、EPAは脂肪ですので熱を加えると溶け出てしまいます。
 刺し身やカルパッチョなど生で食べる工夫をするほか、煮魚の場合は煮汁もいっしょに摂るといいでしょう。
 ただし、薄味に仕上げるなど塩分の過剰摂取には注意が必要です。
 EPAを摂取したい場合、青背魚の揚げ物はお勧めできません。
 揚げ油に溶けたEPAは取り戻すことができないからです。
 ほかに魚介類では、サケやエビ、カニなどに含まれている赤い色素成分「アスタキサンチン」もアディポネクチンの働きを助けるといわれています。
「青背魚ばかりでは飽きる」という人は、こういった食材も試してみましょう。

● アルコールも適量であれば、アディポネクチンを増やすといわれています。
 ただし、1日の適量というのはビールで中瓶1本、25度の焼酎で0.7合、ワインでグラス2杯……。
 酒飲みにとってはなかなか厳しい制限です。しかしアルコールを飲み過ぎてしまうと中性脂肪を増やしアディポネクチンの分泌を阻害することになってしまいます。
 「お酒を飲み過ぎることがよくある」という人は、アルコールでアディポネクチンを増やすことはあきらめたほうが得策です。

● カルシウムとともに骨や歯を形成するのに欠かせないマグネシウムも、アディポネクチンの分泌を助けるといわれています。
 塩化マグネシウムを主成分とした「にがり」を使って作られた豆腐には、当然マグネシウムが含まれています。
 また、豆味噌や油揚げ、納豆といった大豆製品、あおさやわかめ、てんぐさといった海藻類、さらにはゴマやアーモンド、カシューナッツといった木の実類にもマグネ
 シウムが多く含まれていますので、これらの食材を意識して摂取するといいでしょう。

● 最近注目されているスーパーフードのなかでも、中南米原産の穀類「アマランサス」は特に多くのマグネシウムを含んでいます。
 マグネシウムだけでなく食物繊維やカルシウム、鉄分も多く含まれていますので、お米を炊くときに少量加えたり、ゆでてからサラダにトッピングするなど、摂り過ぎに
 気をつけながら毎日の食事に加えるのも一つの方法です。

もちろん食事だけでなく運動も重要です。

● 内臓脂肪が増えるとアディポネクチンの分泌が減ってしまいますから、内臓脂肪を増やさないためにも有酸素運動は欠かせません。
 速歩きを加えたウォーキングは、無理なく続けられる点でお勧めです。
 ラジオ体操、アウトドアアクティビティ、サイクリングといった運動でも構いませんが、いずれにしても継続して行うことがポイントです。

● 皮下脂肪に比べて、内臓脂肪のほうが落としやすいといわれています。
 ダイエットを行うと、まず余分な内臓脂肪を減量できるのです。
 無理なダイエットでなく、バランスのとれた食事と適度な有酸素運動を組み合わせれば、内臓脂肪を落とすことが可能です。
 そのためには、毎日欠かさず体組成計に乗って体重を測ることも、継続の大きなモチベーションになります。
 食事だけでなく運動を取り入れて、アディポネクチンを増やす生活を心がけてみましょう。

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*** 高血圧について ***

高血圧とは

● 私たちの血圧は、ちょっとしたこと(からだを動かす、寒さを感じるなど)で上昇します。
 こうした一時的な血圧上昇は、高血圧とはいいません。
● 高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。
 高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。
高血圧を放置していると
● 高血圧の状態を放置していると、動脈硬化を促進し、脳卒中や心疾患、あるいは慢性腎臓病などの重大な病気につながります。
● とりわけ最近の研究から、脳卒中は男女を問わず高血圧の影響が大きいことが明確になっています。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
● 高血圧によって最もリスクが高くなるのが、脳卒中です。
 収縮期血圧(最高血圧)が10mmHg上昇すると脳卒中のリスクが男性で約20%、女性で約15%高くなります。
● 脳卒中は命が助かっても、運動障害や言語障害が残りやすく、長期のリハビリが必要となることも少なくありません。
心筋梗塞、狭心症など
● 高血圧は、心疾患のリスクも高めます。
 特に、男性の場合は影響が大きく、収縮期血圧が10mmHg高くなると、心筋梗塞や狭心症の危険度が約15%も増加します。
● 血圧が高いと腎臓にも大きな負担がかかり、血液中の過剰な塩分などの排泄がうまくいかず、さらに血圧が上昇する悪循環を起こしやすくなります。
 慢性腎臓病を起こすと、脳卒中や心筋梗塞による死亡率も高くなることがわかっています。
高血圧は自分で見つけられる
● 高血圧は、放置していると怖い病気ですが、その一方で自分で見つけられる病気ともいえます。
 痛みなどの症状がなくても、健康診断や家庭での血圧測定によって、発見できるからです。
● 「血圧が高め」とわかったら早めに受診し、治療を必要とする高血圧なのか、原因は何かなどについて知ることが大切です。
● 一般に血圧は、高齢になるほど高くなる傾向があります。
 しかし、日本では、30歳代、40歳代の比較的若い世代でも、すでに2〜3割の人が高血圧の状態です。
 しかもこの世代の場合、80〜90%もの人が治療を受けていません。
 高血圧を長期間放置していると、それだけ血管の傷みも進み、いきなり脳卒中や心筋梗塞を起こしかねません。
 若い世代は、食生活の改善など生活習慣を見直すことで血圧を下げやすいので、早めに受診して医師の指導を受けるようにしましょう。
● 高血圧を改善するには
● 高血圧治療の基本は生活習慣の修正(運動療法・食事療法)と薬物治療があります。
 運動療法として、運動の頻度は定期的に(できれば毎日)実施し、運動量は30分以上、強度は中等度(ややきつい)の有酸素運動が一般的に勧められています。
 運動療法により降圧効果が得られ、高血圧症が改善されます。
● 「平成29年国民健康・栄養調査」の結果において、収縮期血圧140mmHg以上の割合は、男性で37.0%、女性で27.8%であり約4,086万人が該当することが
 示されています。
 この高血圧症の要因としては、好ましくない食生活・身体活動量の不足・喫煙・ストレスといった生活習慣が密接に関連しています。
 高血圧治療の基本は生活習慣の修正と降圧薬治療ですが高血圧症の発症や予防には習慣的な運動や身体活動の増加が有用であることは多くの研究により証明され
 ています。
 また、治療や予防に推奨されている運動療法に関するガイドラインも確立されてきました。
● 日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」では、降圧治療には、生活習慣の修正、降圧薬治療があげられています。生活習慣の修正は、
 1)食塩摂取量の制限
 2)野菜や果物の摂取の促進
 3)飽和脂肪酸や総脂肪摂取量の制限
 4)体重減少(肥満の場合)
 5)運動・身体活動量の増加
 6)アルコール摂取量の制限
 7)禁煙(受動喫煙の防止も含む)とされています。
● 運動療法は血管内皮機能を改善し、降圧効果が得られ、高血圧症を改善するといわれています。
 また習慣的な有酸素運動が収縮期血圧を3.5mmHg低下、拡張期血圧を2.5mmHg低下させ、高血圧患者においても収縮期血圧を8.3mmHg低下、拡張期血圧を
 5.2mmHg低下させる効果があるといわれています。
 また、身体活動が約5メッツの強度で2?12回/月、0.5?2時間/週の実施で収縮期血圧が低下するという報告もあります。
 運動療法には以下のような運動種目・時間・強度・頻度が一般的に推奨されています。
● 運動種目ウォーキング(速歩)・軽いジョギング・水中運動・自転車・その他レクリエーションスポーツなどの有酸素運動。
 運動頻度・時間定期的に(できれば毎日)、30分以上の運動を目標とする。また10分以上の運動であれば合計して1日30分以上としてもよい。
 運動強度低・中強度の運動は収縮期血圧の上昇はわずかであるのに対して、高強度の運動は血圧上昇が著明であるため、中等度「ややきつい」と感じる程度の
 運動強度(心拍数が100-120拍/分、最大酸素摂取量の50%程度)。
 また上記のような運動を急に実施するのは身体に与える負担が大きいため、掃除・洗車・子供と遊ぶ・自転車で買い物に行くなどの生活活動のなかで身体活動量
 を増やすことからはじめてもよい。
● さらに運動療法は、1週間あたりの総運動時間あるいは総消費カロリーで設定することが適当であるといわれています。
 例えば1回の運動時間を長く設定し1週間の運動回数を減らすか、運動強度を低く設定し1週間の運動回数を増やすなどの設定を個人に合わせて考えることができます。
● 運動を実施する上での注意点としては、準備・整理運動は十分に行うこと、メディカルチェックを受けて虚血性心疾患・心不全などの心血管合併症がないことを
 確認し、運動療法の可否を確認した後に、個人の基礎体力・年齢・体重・健康状態などを踏まえて運動量を設定する必要があります。
 また高血圧症の改善には運動療法だけでなく、食塩摂取量やアルコール摂取量の制限、禁煙などとの複合的な療法がより効果的といえます。

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*** 内臓脂肪について ***

食事などから摂取した栄養(糖や脂質)が消費できずに余ってしまうと、それらは脂肪となって蓄積されます。
 そのうち、おなかを中心とした内臓のまわりについた脂肪が「内臓脂肪」です。

内臓脂肪と皮下脂肪は、どう違う?
 肥満には、内臓脂肪が蓄積した体型(リンゴ型肥満)と皮下脂肪が蓄積した体型(洋ナシ型肥満)の2つのタイプがあります。
 どちらも中年世代以上に多くみられ、なかでも男性はリンゴ型、女性は洋ナシ型の肥満になりやすいといわれています。
 それぞれ外見的な違いだけではなく、原因や性質も異なります。
内臓脂肪が蓄積した体型(リンゴ型)
■おなかの内臓周辺に脂肪が蓄積する。
■上半身に多く脂肪がつく。
■脂肪がつきやすく、減らしやすい。
■血圧、血糖、コレステロールなど複数の健康リスクを抱えやすい。
■男性に多い肥満タイプ。
皮下脂肪が蓄積した体型(洋ナシ型)
■皮ふと筋肉の間に脂肪が蓄積する。
■下半身に多く脂肪がつく。
■脂肪がジワジワとつき、減らしにくい。
■二の腕やお尻、太ももなどに脂肪がつきやすい。
■女性に多い肥満タイプ。
● 年齢とともに内臓脂肪がつきやすくなる
● 「太りやすくなった気がする」「食べる量は変わっていないのに…」など中高年の方が感じやすい体型の変化には年齢に伴う基礎代謝量の低下が関係しています。
 基礎代謝は、生きていくのに必要なエネルギー消費。呼吸や心臓の拍動、体温の維持など、何もしていなくても絶えず使われているエネルギーのことです。
● ところが基礎代謝量は、加齢による身体機能の低下とともに減少。運動不足などで筋肉量が低下するとさらに減少してしまいます。
 すると摂取した栄養を消費しきれなくなり、脂肪がつきやすくなるのです。
内臓脂肪は、つきやすい…。でも、減りやすい!
● >内臓脂肪は、皮下脂肪と比べて「つきやすく、減りやすい」という特徴があります。
 内臓脂肪をため込む原因になりやすい、食生活や運動などの生活習慣を改善することで減らせることがわかっています。
 食事のバランスや1日の過ごし方を見直すなど、できることから少しずつ内臓脂肪対策をはじめてみませんか。

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*** 第二の心臓とは ***

● 疲れがとれない、イライラする、肩こりや腰痛がある、脚がむくむ、食べる量は少ないのに体重が増える……そんなスッキリしない状態が続いているなら、
 代謝が落ちているのかもしれません。
● 代謝とは、外から取り入れたものを体内でエネルギーに変える仕組みのことです。
 代謝が落ちていると体の中の循環がうまくいかず、体の隅々に必要な栄養や物質、エネルギーが行きわたらないため、疲労や肥満、こりや冷えなどさまざまな不調
 の原因にもなります。そんな代謝のカギを握るのが「ふくらはぎ」です。
● ふくらはぎは「第2の心臓」と言われ、重力によって下半身にたまった血液を心臓に戻すポンプの働きをしています。
 そのため、ふくらはぎの筋肉が凝り固まって血流が滞ると、全身の血流が悪くなり、代謝ダウンにつながります。
 そのため、ふくらはぎの状態と全身の健康状態には相関関係があり、ふくらはぎがパンパンに硬かったり、しこりがあったり、冷たかったり、柔らかすぎて弾力が
 ない人は、全身の機能が落ちている可能性が大です。
ふくらはぎの状態をチェック
● まずはふくらはぎに手を当てて、ふくらはぎの状態をチェックしてみましょう。全部当てはまれば、理想的なふくらはぎ。
 一つでも当てはまらないものがあれば、改善が必要です。
 ・ 手のひらより冷たくなく、温かい
 ・ 皮膚にハリがあり、押さえて気持ちいい
 ・ コリコリしたしこりがなく、中まで柔らかい
 ・ 指を離すと同時に、元の状態に戻る
ふくらはぎを温める
● ふくらはぎを温めると、もんだだけでは届かない深層部の血流がよくなるので、特に脚が冷えている人にはおすすめです。
 ただしふくらはぎは表面温度が低く、温まるのに時間がかかるため、長湯が苦手な人はふくらはぎが温まらないうちにお風呂から出てしまうことに。
 そこで、バスタブに42℃ぐらいの熱めのお湯を張り、バスタブのふちに腰を掛けて、まずは足先からふくらはぎまでを3〜5分間つけてから全身つかりましょう。
 これで、短時間の入浴でもふくらはぎの筋肉の奥までしっかり温まります。
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*** 心不全パンデミックとは ***

・ 日本は世界でもトップを走る超高齢化社会であり、平均寿命は世界第1位です。
 2025年には65歳以上の人口が30.3%、75歳以上が13.0%に達するとされています。
・ 高齢者の増加に伴い、高齢心不全患者さんが大幅に増加すること=「心不全パンデミック」が予想されています。
・ 心不全パンデミック状態になると、入院医療が必要な高齢心不全患者さんであふれ、病院が患者さんを受け止めきれなくなる事態が想定されることや莫大な医療費が
 かかることなど、社会的な問題が起こる可能性が考えられます。
・ そのため、日常生活において心不全を予防し、再発させない治療が大切です。
・ 心不全の初期に見られる症状として、下腿(かたい)(脚)の前面や足首、足の甲を指で押さえるとくぼみができるような「むくみ」や、坂道・階段での「息切れ」
 があります。

心不全ってどんな症状?

・ 心不全は全身に水分がたまってしまう状態ですので、体重増加(3日間で2kg以上の増加)や横になると咳が出たり、息苦しくなったりします。
・ その他にだるさや疲れやすさという症状が出ることもあります。
 これらの症状を観察し、毎日体重を測り、3日間で体重が2kg以上増えた場合には、速やかにかかりつけ医や専門の医師を受診しましょう。
・ 心臓から十分な血液を送り出せなくなり、体に必要な酸素や栄養が足りなくなることで起こります。
・ 体の中で血液が滞る「うっ血」が進むことで起こります。

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*** ゴースト血管現象について ***

 全身に張り巡らされ、命を支えている毛細血管が幽霊のように消えてしまう“ゴースト血管”
 全身のあらゆる部分をむしばみ、認知症や骨粗しょう症などの深刻な病につながることが明らかになってきました。
 どう予防・対策すれば良いのでしょうか?

健康な人にも潜んでいる“ゴースト血管”とは

 非常に細くて見ることが難しい毛細血管
 「ゴースト血管スコープ」と名付けた特殊な装置で指先の毛細血管を観察すると、健康診断で異常がないという人でも1割程度に“ゴースト血管”が
見つかりました。

 “ゴースト血管”とは、血液が流れなくなった血管でその状態が続くといずれ消えてしまいます。
 毛細血管には隙間があり、その隙間から血液成分が微量に漏れ出すことで周辺の細胞に酸素や栄養を届けています。
 そのため、毛細血管がゴースト化してしまうと、酸素や栄養を絶たれた細胞が死に、健康や美容に重大な問題を引き起こすことが分かってきたのです。

 以前から、ゴースト化の指標である毛細血管の長さは年齢とともに短くなることが知られていましたが、個人差が非常に大きく、20代や30代の若い世代
でも毛細血管がゴースト化している人がいることが分かりました。


 認知症・骨粗しょう症のリスクを高める

 “ゴースト血管”によってすぐに死に直結する病気になってしまうわけではありません。
 しかし、最近の研究で、“ゴースト血管”は認知症や骨粗しょう症など健康長寿を脅かす病気のリスクを高めることが分かってきました。

 特に脳は“ゴースト血管”のダメージを大きく受ける臓器です。
 それは、毛細血管が酸素や栄養を届けるだけではなく、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの排出を担っているからです。
 アミロイドβは健康な人の脳でも発生していますが、毛細血管が健康であれば脳の外に速やかに排出されます。
 しかし、“ゴースト血管”になってしまうとアミロイドβが十分に排出できず、脳に蓄積してアルツハイマー病が発症し進行しやすくなるのです。

 一方、新陳代謝が活発な骨にとっても毛細血管は重要な役割を担っています。
 骨は日々壊されたり作られたりを繰り返して維持されていますが、カルシウムなど新しい骨の材料を届ける毛細血管がゴースト化すると骨粗しょう症に
つながると考えられています。


 どう対策する“ゴースト血管”

 まず大事なのは、“ゴースト血管”の原因となり得る生活習慣を改善することです。
 中でも最大のリスクである「糖質の過剰摂取」をはじめ、「高血圧」や「運動不足」「睡眠不足」を避けることが基本です。

 その上で、効果的な対策として専門家がおすすめしているのが「スキップ」です。
 ふくらはぎの筋肉を活発に動かすスキップは、全身の血流を上げるのに簡単で最適な方法です。
 血流が上がれば、毛細血管が漏れにくくなり“ゴースト血管”を防げると期待されます。
 専門家のおすすめは、朝昼晩それぞれ20回ずつ行う方法です。

 “ゴースト血管”の予防に効果がある物質として、漢方薬のケイヒがあげられます。
 細胞レベルでは、シナモン・ヒハツ・ルイボスティーに含まれる成分でも効果が確認されています。
 注)シナモンは食べ過ぎにご注意ください。

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*** 耳石について ***

耳石(じせき)は、脊椎動物の内耳にある炭酸カルシウムの結晶からなる組織である。
 いわゆる平衡胞に含まれる平衡石であり、平衡感覚と聴覚に関与する。ヒトのものは聴砂とも呼ばれる。

魚類のものが有名で、特にイシモチの名はこれにちなむものである。
 その断面は木の年輪のような同心円状の輪紋構造がみられ、1日に1本が形成される。
 これを日輪(にちりん)と呼び、年齢推定を日単位で行うことができる。

2006年には耳石による年齢推定法により、ニホンウナギの産卵場所の特定などにも活用されている。

剥離したものの粉が三半規管に侵入することで、良性発作性頭位めまい症の一因となる。

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*** 代謝の異常について ***

・ 代謝活動あるいはこれを調節する機構が,なんらかの原因で妨げられて生じる病的状態をいう。
 ビタミン欠乏などによる栄養失調症,先天性の代謝異常であるフェニルケトン尿症や痛風など,内分泌系の障害による尿崩症,また肝臓疾患,その他肥満症や
 ヘモクロマトーシスなどが知られている。

・ 生体内における代謝のはたらきが正常でないこと。また、そのために引き起こされる症状。
 生まれつき特定の酵素などが欠如している先天性のものと、痛風や糖尿病のように臓器障害によって起こるものとがある。

・ 体内の物質代謝のバランスが崩れることにより引き起こされる病態。糖尿病のように臓器の障害によるものと、フェニルケトン尿症のように遺伝子の異常による
 ものがある。

…遺伝子の異常によって先天的に生体内の物質代謝過程のどこかに障害(酵素障害が多い)が生じ,なんらかの代謝異常状態による臨床症状を示す疾患をいう。

先天性代謝異常の歴史

先天性代謝異常の概念は1908年イギリスの内科医ギャロッドA.Garrodによって提唱された。…

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*** 循環機能低下について ***

高齢者になると心臓血管系は肥大や拡張といった変化を起こします。
 これは全身の多くの臓器が委縮、機能低下する中で、それを補って生命を維持するためであるとされています。
 また、血圧は年齢が上がるにつれて高くなり、収縮期血圧(上の血圧)は特に上昇します。一方で、拡張期血圧(下の血圧)は60歳を過ぎると低下することが多く
 なります。そのため、血圧の上と下の差が大きくなるのが高齢者の循環器系の特徴です。

加齢による心臓の変化

・ 心臓は、心筋とよばれる筋肉でできており、休みなく働き続けます。
 年をとると心筋と心筋の間の部分(間質)にリポフスチン、アミロイドとよばれる異物が沈着し、心臓の筋肉の線維化も進みます。
 結果的に心臓の壁が厚くなる(心臓肥大)、心臓が広がりにくくなる(拡張障害)、などの変化がみられるようになります。
・ また、大動脈弁や僧帽弁など血液の逆流を防ぐ弁が変性し、肥厚(ひこう)、石灰化が起こります。
 それによって閉鎖不全症や狭窄(きょうさく)症など、「弁膜症」とよばれる状態になります。
 また、左心房、右心房も大きくなることによって弁の周囲が拡大するため、弁の閉鎖不全症が起こります。
・ さらに心臓の中で電気的な刺激が伝わる経路(刺激伝導系)にも変性が起こることがあります。
 特に自覚症状がなくても健康診断などで偶然見つかることがあります。

不整脈

不整脈は、大きく3つに分けられます。
1) 脈が速くなるもの(頻脈)
2) 脈が遅くなるもの(徐脈)
3) 脈のリズムが一定ではなくなるもの
・ 不整脈の原因としては、心臓疾患や高血圧などが挙げられます。
 高齢になると不整脈の原因となる病気をもつ方が増えるので、不整脈を起こすことも多くなります。
・ 不整脈が一時的であったり、特に日常生活に問題がない場合には経過をみますが、突然の動悸や失神発作、心不全などの症状を伴うものは治療の対象です。
 治療法には、抗不整脈薬の内服やペースメーカーの埋め込み、カテーテルアブレーションなどがあります。

心筋梗塞

・ 心筋梗塞とは心臓に栄養を送る血管の一部である冠動脈の血流がつまってしまうことで心臓に酸素と栄養が届かなくなり心臓の一部が壊死した状態を言います。
・ 30分以上続く重苦しい胸の痛みや、肩や首、背中にまで達する痛み(放散痛)などがあります。
 治療はカテーテルを用いた再灌流療法(さいかんりゅうりょうほう)や、つまっている血管をバイパスしながら血流を維持する手術を行います。
 発症は高齢者にも多く、発症時の平均年齢は男性で65歳、女性で75歳とされています。

心臓弁膜症

・ 心臓弁膜症は、何かしらの理由で心臓にある弁に障害が起き、血液が逆流してしまうことを言い、大きく二つの状態を指しています。
 一つは狭窄症(きょうさくしょう:弁が硬くなり十分に開閉しなくなって上手く血流を維持できない)、もう一つは弁の閉鎖不全(へいさふぜん:弁が上手く閉じ
 なくなり逆流を起こす)です。
・ 狭窄症の例としては、大動脈が硬くなって石灰化し、弁の開きが悪くなることで症状を引き起こす大動脈弁狭窄症があります。
 閉鎖不全の例としては、大動脈に瘤ができることによって症状を引き起こす大動脈閉鎖不全が多く見られます。
・ このほか、関節リウマチや感染症が引き金となって、狭窄症や閉鎖不全を起こし、心臓弁膜症になることもあります。
・ 重症例になると、薬物療法やカテーテル治療を行います。高齢者の場合、いずれの場合も「加齢による変化」が要因となることがあります。

狭心症

・ 狭心症とは冠動脈の中が動脈硬化によって狭くなり、それによって心臓に必要な酸素や栄養が十分に送れなくなった状態です。
 胸に重くるしい痛みが出現しますが、数分から15分ほどで軽減します。

加齢による血管の変化

・ 加齢に伴う変化により、血管が老化します。
・ 動脈壁の肥厚、エラスチンの減少、断裂内膜の石灰化
・ 動脈が拡大する
・ 脈派伝達速度が上昇し動脈壁が硬くなる
・ 静脈弁の閉鎖不全、静脈瘤
・ 血管の弾性が失われて硬くなると、収縮期血圧は上昇し拡張期血圧が低下します。
 その結果、収縮期血圧と拡張期血圧の差は大きくなります。
 また、静脈にも変化がみられるようになり、足の静脈に瘤ができたようになる静脈瘤ができたり、足がむくみやすくなったりします。

フレイル・サルコペニアのリスクにもなる循環器疾患

・ フレイル・サルコペニアには循環器疾患も大きく関係しています。
 フレイル・サルコペニアによって介護が必要になった高齢者のうち、約4.5%は循環器疾患によるものと言われています。
・ 循環器疾患があると、全般的に安静を強いられることが多くなり、食事も制限食となります。
 これらは、フレイル・サルコペニアを引き起こす条件と一致しています。

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*** 免疫力アップ食材について ***

体調を崩しやすい季節の変わり目を乗り切り 風邪をひかないように 免疫力と抵抗力を高める食材を紹介

免疫力と抵抗力=根菜
・ とても寒いこの時期、身体の芯から温めてくれる根菜料理が一番です。
・ 寒い冬に旬を迎えた根菜はおいしく、体をポカポカに温かくします。
  根菜はじっくりと火を入れることでその素材の持つおいしさがでてきます。

☆ ニンジンは、ビタミンAの宝庫と言われ、体内の粘膜を正常に働かせる力があります。

☆ レンコン、ジャガイモ、ブロッコリーに多く含まれるビタミンCは、白血球の働きを強化し、免疫力を高めます。

☆ さらにブロッコリーに多く含まれるビタミンEは血行を促します。
・ これらのビタミンには活性酸素を抑制する抗酸化作用があり、基礎的な抵抗力強化にもつながります。
・ またビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることによって抗酸化作用がより高まります。

☆ そのほか、ゴボウ、レンコン、ブロッコリーの食物繊維には、感染症などに対する抵抗力をつける成分が含まれます。

☆ また、ニンニク、タマネギ、長ネギに多く含まれる硫化アリルは、一部が体内でアリシンという成分に変化し、免疫力を高める効果があります。
・ アリシンは、ビタミンB1、B2の吸収力をアップさせる効果もあり、B1は体内の糖質の分解を促進させ、B2は代謝を促進し、細胞の活性化を促してくれます。
・ 疲労がたまると、免疫力と抵抗力の低下にもつながります。

☆ 免疫力と抵抗力=シュンギク>
・ 免疫力をアップさせるカロテンの含有量はホウレンソウ以上。しかも、茹でるとその効果が高まります。
・ また、独特の香りはα/ペンネ・ペリルアルデヒドなどの成分からなり、食欲の増進、消化促進などの働きがあります。
・ 豊富に含むカロテンは油に溶けると、吸収率がアップするので、ゴマ和えやピーナッツ和えがおすすめです。

☆ 免疫力と抵抗力=カボチャ
・ 三大抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンE、βカロテン、ビタミンCが豊富に含有されています。
・ βカロテンは粘膜系の正常化や免疫力の向上、目の疲労を癒す働きがあります。

これらは脂溶性ビタミンなので、油炒めなど油分と一緒に摂取すると栄養素をしっかりと吸収できます。

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*** シアル酸について ***

・ シアル酸はムチンから得られる酸性の糖で細胞と細胞の情報伝達に関わります。
・ 人の細胞にも含まれ母乳や卵などにも存在し、ツバメの巣から摂られることで有名です。
・ ウイルスや細菌などが細胞に感染することを防ぎ、免疫力を高める働きが期待されます。

●基本情報

・ シアル酸は細胞表面の情報伝達に欠かせない糖鎖の成分です。ツバメの巣などから得られるほか、人間の体内にも存在します。
・ また唾液に含まれる糖とたんぱく質が結合してできた多糖類の一種であるムチンから得ることもでき、細胞表面の糖鎖末端に存在する糖の一種で酸性の糖です。
・ 私たちの体の細胞表面に存在している糖鎖の構成成分として細胞の表面に何かが付着したときに情報を伝える働きをしています。

●シアル酸の歴史

・ シアル酸は生物発生の歴史と共に存在したものですが、その存在が明らかになり発見されたのは1940年頃だといわれています。
・ ツバメの巣からとれることが有名です。
・ 人の母乳や自然のパーフェクトフードと呼ばれるローヤルゼリーにもシアル酸が含まれていますが、ツバメの巣のシアル酸は量が豊富です。

●シアル酸の特徴

・ シアル酸は人において母乳、脳の神経細胞、生殖器官などに多く存在しています。
・ 免疫力や内臓器官などの各器官を強化するほか、自然治癒力の向上などに関わると考えられています。
・ 人の母乳中のシアル酸は、出産後10日までの初乳において含有量が多いことが報告されています。
・ これは新生児の未発達な免疫機能を補うことをはじめ、下痢などの諸症状の主な原因として考えられているウイルスに対して感染を防いだり、乳幼児の健康維持を
 保つなど重要な役割を果たすためです。
・ さらにシアル酸は脳の発達にも関わり、脳や中枢神経に多く含まれ、その含有量は乳幼児が最も多いといわれています。
・ 糖鎖は核酸やたんぱく質に次ぐ生体物質として知られ、細胞の働きを正常に保つとともに、免疫機能を整えてウイルスや菌などから体を守ります。
・ 普段の食事から糖鎖栄養素を補うことは難しいですがツバメの巣には糖鎖栄養素が豊富に含まれているためツバメの巣を食べることでシアル酸を補うことができます。

シアル酸の効果
●免疫力を高める効果

・ シアル酸にはウイルスや菌と結合する働きがあります。そしてシアル酸の働きによって感染症を予防することができます。
・ 病原体が体内に侵入してくると即座に見つけ出し、免疫細胞にそれらを除去する指令をします。この働きによりシアル酸はウイルスや菌の侵入から体を守るのです。
・ またインフルエンザウイルスにシアル酸が有効であるという研究結果も報告されていることもわかっています。
・ インフルエンザウイルスは細胞表面のシアル酸に結合し増殖します。
 このためインフルエンザウイルスを吸着し感染を予防するシアル酸化合物の研究も進んでいます。
・ 免疫力を高める効果が期待されるとともに、体の免疫システムを正常に機能させていく役割が期待されます。

●美肌効果

・ シアル酸は細胞と細胞をつなぎ情報伝達器のように連絡係として働きシミ、シワ、たるみなど体内の酸化を防ぎます。
・ またシアル酸は美肌の司令塔として、コラーゲンやヒアルロン酸が必要な所へと誘導してくれることから美肌効果があります。
・ 昨今、美容食品やサプリメントとして動物の唾液が使用されているのは、シアル酸の含まれるツバメの巣とローヤルゼリーが有名です。

●育毛を促進する効果

・ シアル酸には神経刺激作用があり、育毛効果があるという報告があります。
・ 育毛剤などの開発にもシアル酸が使用され、育毛効果が期待されます。

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